「なる・いる・ある」to become,to beの違い

基礎英語
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今日はto become,to beについての違いを解説していきます!

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「なる・いる・ある」to become,to beの違い

to become,to beも日本語にすると「なる・いる・ある」で同じ意味になることが多いんです。例えば彼女は医者になりたい。と言いたいとき英語では

I want to become a doctor.
(私は医者になりたいです)

I want to be a doctor.
(私は医者になりたいです)

両方日本語にすると『私は医者になりたいです』になるんです。

しかし、ニュアンスに少し違いがあるので説明していきます!

to becomeのニュアンスと意味

to become」は変化や目標に焦点を当て、将来の状態への移行を強調します。

つまり、

I want to become a doctor.
(私は医者になりたいです)

には、”become” を使うことで、将来の変化や達成に焦点が当てられています。これは、現在の状態から将来の医者になる過程を強調しています。また、この形は目標や夢に向かって進む過程を含んでいます。

反対に、

to beのニュアンスと意味

“to be” は非常に基本的かつ幅広い意味を持つため、文脈によってその解釈が変わります。

I want to be a doctor.
(私は医者になりたいです)

には、”be” を使うことで、将来の状態への単純な希望や意向を表現しています。これは、目標に達する過程よりも、将来の医者である状態に焦点を当てています。より直接的で簡潔な表現といえます。

つまり、

I want to be a doctor.
(私は医者になりたいです)

には、

I want to be a doctor.
(私は医者でありたいです)

という漠然とした希望を表現することも出来るのです。

というように日本語では、同じ「私は医者になりたいです」でも、to be,to becomeにはニュアンスの違いがあります。

またto beには以下のような、別の意味もあります。

存在する: 何かが存在する状態であることを表現します。

  • I want to be happy.
    (私は幸せでありたい。)

行為や動作を表現する: ある特定の状態や行動にあることを表します。

  • I don’t want to be late.
    (遅刻したくない。)

などがあります。

最後に別の例文を見ながら確認していきましょう!

「例文」to becomeを使った文

“become” を使うことで、将来の変化や達成に焦点が当てられています。これは、現在の状態から将来の医者になる過程を強調しています。また、この形は目標や夢に向かって進む過程を含む

“I want to become an Instagrammer.”
(私はインスタグラマーになりたいです。)
(インスタグラマーになるための努力や過程が含まれるニュアンス)

“She aspires to become a scientist.”
(彼女は科学者になりたいと志しています。)
“Aspire” は動詞願望や志望を表す言葉)

“She is determined to become a scientist.”
(彼女は科学者になりたいと決意しています。)
(”determined”は形容詞で強い意志や決断を表す言葉)

“I want to become a good student.”
(私は良い生徒になりたいです。)
(将来の変化や目標)

“I want to become a better cook.”
(私はもっと良い料理人になりたいです。)
(将来の変化や目標)

“They are determined to become more environmentally friendly.”
(彼らはより環境にやさしい存在になることを決意しています。)
(将来の変化や目標)

「例文」to beを使った文

“I want to be an Instagrammer.”
(私はインスタグラマーになりたいです。)
(インスタグラマーになりたいと思っている状態

“I hope to be a good friend.”
(私は良い友達でありたいと望んでいます=良い友達になれることを望んでいます。)
(将来の願望や意向)

“She hopes to be a kind person.”
(彼女は親切な人でありたいと願っています。)
(将来の願望や意向)

“We aim to be responsible citizens.”
(私たちは責任ある市民でありたい目指しています。)
aimは動詞で目指す、狙うを表す言葉)
(将来の状態や特性)

”Tom and Ken are going to be in Canada next year.”
(トムとケンは来年カナダにいる予定です)
(将来の滞在予定)


“I plan to be a successful entrepreneur.”
(私は成功した起業家になる予定です。)
(将来の計画や目標)

などがあります。

本日も最後まで読んでくれてありがとうございました。


この記事を書いた人
通大生ビザうさ

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大卒資格と再留学と話すための英語を目指すサイトの管理人です。

30代で資格試験に目覚めて簿記検定3級、秘書検定2級、MOS試験に合格した後、英語に興味を持ち短期留学に行ったあと英検5級~準2級まで取り、大卒資格も欲しくなり、40代で通信制短期大学入学→卒業を経て、現在は通信制大学英文科の学生です。

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