私が英語に興味を持ち始めたのは、まだ発達障害(ASD)と診断される前でした。
で、診断されてから「発達障害は英語の勉強に向いていない」とネットに書いてあり、気になったので自分の経験を踏まえて、本当に発達障害は英語が苦手なのか!について考えてみました。
発達障害は英語が苦手?英語に挑戦してみたら、意外なことが分かった
結論から申し上げると、自分の”好きな学習方法”を見つけた時、ぐんぐんと成績がアップするので「発達障害」=「英語は苦手ではない」です。
あくまで私の実体験の結果なのですが、そう思っています。
ただ確かに学校の英語の授業は苦手でした。でも今になってこの「苦手さ」を考えると、それはASDにとって苦手となる集団環境への適応能力がなかったため勉強についていけなくなっていただけだったと感じています。
その理由は、発達障害の人は自分の得意と感じる勉強法の中でしか成績はのびません。
(個人体験と発達障害特性に基づく判断)
私が得意だと感じる英語強法は(読み書きが苦手なので)英語のアニメを見て「耳から英語学習」をしてました。
これが合っていたらしく「英語楽しい」っておもえたのが英語に興味を持つきっかけでした。
その後、be動詞も分からない状態で1年以上アニメを繰り返し、ほぼ毎日見ていました。すると英語の構造が気になってきて、品詞を気にするようになりました。そしてアニメの中のセリフをほとんど暗記することが出来ました。
その後、もっと挑戦したい!と思い、英検5級から勉強し始めて、その時に初めて一般動詞とbe動詞があることを知りました。その後はとんとんと独学で英検5級から始めて、準2級まで一発合格できました。
ネットを見ていると、大人が英検を一発でストレートに合格させることが難しい人もいることを知りました。
けど、私の感覚でいうと(自慢とは違う気持ちから言葉を言うと)、そんなに難しいと感じませんでした。
なんでかはその時、考えたことがなかったのだけど、今一度考えてみると、自分の過集中とASDの特性の研究心がマッチしていたのだと思います。
(もちろんある程度は、頑張って勉強はしましたけどね📚)
それが私が思う、英語の勉強を始めて思った以外な事でした。
発達障害(ASD)が英語で結果を出せる結論!
ASDが英語で結果を出せる結論を考えてみると、3つのことが分かりました。
①同じことの繰り返し学習が苦にならない。
②楽しいと思うと、過集中でずっとやばいくらいに勉強し続けられる
③普段ダメダメ人生のなか、出来る!と感じたときに楽しくてハマってしまう
ということから、英語で結果が出せることに繋がります。
そして成功体験を重ねること!←これ個人的に重要視してます。
「体験談」試験勉強の攻略
ASD本人の体験談ですが、英検の試験って範囲が限られているじゃないですか?だからその範囲を繰り返し、時間をかけて解いていれば、なんとなく理解出来てしまいました。
試験勉強の戦略としては、私は答えから見るタイプです。
これは人によって、攻略法が違うと思いますが、読むことが苦手なので答えを先にみて出題パターンを把握して、そこをひたすら責める!というやり方です。
学習方法が明確になると、一直線で進めます!
反対に、今私は通信制大学英文科の学生なのですが大学では試験範囲の発表がないので、広範囲の勉強が必要となり、勉強迷子になることもありました。
しかし、コツコツが苦にならない私はこの大学でも結果を納めており、卒業まじかというところまで来ています。
ASDの人が得意な勉強法を探す方法!
まずは同じASDでも特性が個々に少しずつ違うことを理解すること。あの子が出来たからこの子も出来る、または私にも出来る!はあまりイコールの結果になりません。
大事なことは、自分で時間をかけて何通りかの問題を解いてみることです。
そのうえで自分の得意、苦手を知る事が英語の勉強で結果を出す、決定的な答えになります。
そしてもっとも大事なことは、無理やり勉強をして「英語そのものの勉強を嫌いにならないこと」です。
~当事者私の例~
私の苦手は、ライティングとリーディングです。
(面白いことに「読み」「書き」は日本語でも苦手で英語に変わったとしても同様に苦手)
そして得意は、ヒアリングとスピーキングとドリルを解くことがクイズみたいに感じてずっと解き続けられることです。
だから、ライティングとリーディングは極力ぜず、ヒアリングとスピーキング、合わせて英語ドリルで「英文法」の勉強をするやり方をしています。
つまり、発達障害には能力の凸凹があるので、凸を伸ばすことにほとんどのエネルギーを使い、凹は少し頑張るという比重です。
なので、得意な方法で学習計画を立てるとうまくいく!ってことを優先しています。
ちなみに、今でも見続けている英語のアニメはこれです。
見てたアニメ↓
後、英語の勉強をしていて気が付いたことは日本人が良く思う、「英語間違えたら恥ずかしい」って気持ちがありません。
発達障害「英語」を間違えたら恥ずかしいがない!
英語の勉強をしていてasdでよかったことの1つが、外国人との会話の時に「間違えたら恥ずかしい」という概念が私にはありません。
これはたぶん、日本語だと日本人と距離がつかめずにストレス下の中普段暮らしているので、相手が外国人だと「障害者扱い」ではなく、「英語出来ないからしかたないよね」って目で見てもらえるからです。
だけど、最近は少し英語で話せるようになってきてしまっているので、変わらずにコミュニケーションがストレスに感じるように思えて来てて、これからどうしようかと思っているところです。
だからasdで英語スピーキング勉強に関していうと、”英語で話しかけることが出来ること”は強みかなぁって思います。
本日も、最後まで読んでくれてありがとうございます。
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