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「在学生」ASD・境界知能の人は通信制大学が向いています!

ASD/境界知能学生
この記事は約6分で読めます。

一般的に発達障害で境界知能を持っている人は「勉強ができない」や「コミュニケーションが苦手」意識を持っている人が多いです。私も当事者なのでにこの問題を抱えています。だけど勉強がそれなりに出来るんです。今日は当事者で実際に通信制大学に通っている私がその理由を説明していきます!

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「在学生」ASD・境界知能の人は通信制大学が向いています!

結論から申し上げますと、通信制大学は自分のペースで勉強が出来るからです。

~ASDの学習特性と通信制大学との相性~

ASDは人は物事を大枠よりも点で見る習性があります。通学型の大学に通っていると講義を受けている中で疑問点が出てしまうと、思考が停止します。一度自分の気になっていることが頭に浮かぶと猛烈に気になり始めて、まったくそれ以降の講義の会話や説明が頭に入って来ません。

でも通信制大学なら自分学習なので、勉強中に分からない点が出て来ても思う存分に検索や解決を奥深く追及することができるので心が満足しやすいんです。

~ASD特有のコツコツ作業と通信制大学の相性~

ASD本来の特性である「コツコツ作業」と「コツコツ毎月レポート」を作成する通信制大学の学習カリキュラムがとても相性がいいんです!

~ASDのコミュニケーション問題と通信制大学の相性~

ASD学生の学習面以外で困り事と言えば、人とのコミュニケーション問題です。

困り事としては以下のようなことがあります。

  1. 集団生活だと、自分のルーティン通りに行かないことが多くイライラしてしまう
  2. 集団生活だと、自分が周りと比べて違う感覚を感じる瞬間があって戸惑う
  3. 人と意見が違うと自分がおかしいのだろうか?と不安になる
  4. 集団生活の常識はわかるものの、どこまでがどんな風に?が自然に理解できない
  5. 常に外部環境からストレスがかかっていて疲れる
  6. 友達とうまく会話ができなくて居場所がなくなる

などがあげられますが、通信制大学だと教室に行って勉強をしないため、人とコミュニケーションをとることがないため順調に自分の勉強のみに集中できるため相性が良いです。

ゆき
ゆき

私は短大も大学も通信制大学を卒業しているけど、本当にやりやすかったです!

 

~境界知能の学習特性と通信制大学との相性~

境界知能の学習特性は、入ってきた情報や知識を脳の中で処理することが遅いため、通学型の学校や大学では授業についていけないことが起きます。そして本人は周りに遅れていることがバレるのが恥ずかしいために、分からないところがあっても「分かるふり」「分かったふり」をしがちです。

しかし、通信制大学は基本、自宅学習のため、分からないことが起きても人の2倍・3倍教科書を読んだりネットなどで検索していくことで「分からない」を「分かる」に変えていくことが出来ます。

~境界知能特有の単純な考え方と通信制大学の相性~

境界知能の脳特有構造がIQ100前後ある方に比べて、感覚や感情で「好き」「嫌い」「出来る」「苦手」とシンプルに物事を考えています。その為、勉強においても「楽しい」「好き」という感覚を感じることができると勉強時間に取り組めることが増えます。

勉強が楽しいという感覚にするためには「勉強が分かる」から楽しい!とい状態にする必要があります。

~境界知能人が勉強楽しい!という感覚になるまでのプロセス~

境界知能の人は教科書を読むのも内容を理解するのも通常の人よりも2倍・3倍かかる事を分かった上で勉強する時間を確保する必要があります。

そのため、スタートダッシュは人よりも時間を必要とするけど、通信制大学なら通学型の大学と違い自宅学習のため、クラスメイトなどから置いていかれる焦りを感じることなく勉強を進めていくことが出来るため、境界知能学生にとって良い環境になります。

~境界知能のコミュニケーション問題と通信制大学の相性~

境界知能の方のコミュニケーション問題は、人と会話のスピードについていけない、話している内容を把握するのが遅れてとんちんかんな回答をいってしまい、周りに「何この人」と思われてトラウマになる人が多くいます。

強みは短時間の会話や初対面のちょっとした会話が得意な傾向があるので「普通の人」と思われたり、時に知能は低いけど感覚が研ぎ澄まされて生きているので、いろんな細かいことに気が付くため「頭が良い人」と思われるところです。

通信制大学なら深く人と関わる事がまったくないので、周りに「何この人」と思われることなく大学生活を維持して大学学士の取得が目指せます。

ゆき
ゆき

境界知能の私が通信制大学を卒業したり、スクーリングの成績評価が高い理由は、短時間内なら感覚でまかなえている所があったからだと思っています。

通信制大学ってこんなところ

通信制大学の主な特徴と流れを載せておきます。

  • 入試試験なしで願書に名前を書けば入学出来る
  • 入学すると大量の1年分の教科書が届く
  • 1年分の学習計画を作る
  • レポート提出をしてレポートの合格を目指す
  • レポートに合格したら、科目終了試験を受けてて単位取得になる
  • 落ちることがあるけど、繰り返し提出していけば合格出来ます
  • 時々、意地悪な教員がいて心折れることがあるので覚悟も必要(大学あるあるなので気にするな)
  • どうしても合格しない科目は大学に相談しよう!
  • レポートや試験は期限と締切があるので要注意

こんな流れで卒業までに必要な単位数を取得すると大学卒業になります。

発達障害に理解がある大学を選ぶと有利!

入学前に自身が発達障害や境界知能の診断を受けている場合は、入学前に「発達障害に理解がある通信制大学」を視野に入れて選ぶと良いです。

サポートがある大学に入ると、相談すると自分の苦手にたいし、サポートをしてもらえることがあるからです。

ちなみに私の体験では、私は在学中に診断を受けたため、発達障害に理解がある大学を選ばず入学したので自分の大学が対応しているか不安でしたが、勇気を出して大学に話してみたろこと、当時スクーリングでの対人面で悩み、大学からのサポートを受けて授業をしやすくしてくれたことがあったので、話してみるものだなぁと思いました。

その時の記事詳細↓

発達障害向けの就労支援の話

発達障害や精神疾患の人が対象の就労支援の紹介です。

実は私も何か月か通っていたのだけど、大学みたいにいろんなことを同じ障害持ちの方と学び、最後は就職までサポートしてもらえるので、自分のペースでお仕事したい方におすすめです!


~発達障害の就労移行支援~

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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