高校まではグループワークなんてほとんどなかったのに、大学に入学してから当たり前のように行われる「グループワーク」
苦手で、はっきり言うと嫌い、避けて通りたい、でも単位欲しいって思っている人は多いんじゃないでしょうか?
【ASD学生】苦手で嫌いなグループワークを無事に過ごすたった1つの方法
結論から話すと、人に気を使いすぎることをやめました。
どういうことかというと、発達障害と境界知能を持っている私は、自分の意見と他人の意見や思考が違うことを昔から感じていました。
反対に他人からも変わった人だと思われることもありました。
それに気が付いたのは小学5年生くらいの時。
そこでうまく学校生活を過ごすために【相手に合わせて過ごす】という技を子供ながらに身に着け、そのまま中学、高校と無事に過ごせたという子供時代の成功体験があるんです。
だけど同時に時々、合わせるばかりに疲れ、本音を言う事もありました。
すると人が離れていく経験も覚え、「ああ、合わせてる方が楽だな」とまたなったんです。
そして40代で通信制大学生になり、教室に入ると、10代の時と同じように【人に合わせる癖】が出てしまったんです。
これじゃ、私が疲れちゃうし、勉強に悪影響が出そうだな、辛いな、帰りたいなぁ、けど目の前のグループワークを何とかこなして単位取得しなちゃくちゃ!と考えた結果、新しくやったたった1つのことは精神統一です。
私がしていた「精神統一」とは
授業の前、休憩時間中に必ず「必要以上に他人に気を使わないぞ!」「必要以上に反応しないぞ」「愛想笑いもしないぞ」「嫌われてもいいぞ」「もう会わない人だし」って自分にずっと必ず言い聞かせていたんです。
「精神統一」の自己暗示をかけて驚いた事
この自己暗示が自分で思っていた以上に結構効いて、これまで人の意見に過剰に反応を起こして傷ついたり、怒りを感じたりしていたのだけど、無感情状態が保てて、勉強に集中でき、成績も上がってしまったんです。
そして、もっとも自分が驚いたことは、他人を無視することが出来たんです!
無視っていうと勘違いされそうなので補足します。↓
私が言う無視とは、これまで必要以上に相手の顔色を伺ったり、雰囲気を自分なりの解釈でさっして先回りした行動を取ったり、とにかく相手の目の動き、声のトーンまでもを全集中で観察して合わせることをしていたので、この余分な気遣いを減らしたら、苦手なグループワークも過ごせたという話なんです。
普通の人がいつもしてる「聞き流す」ってことや、「聞こえてないふり」とかの技(私にとってはもはや技としてとらえています)が出来たってことなんです。
そして、これをしてみても対人関係には全く響かず、何も問題なくグループワークをやってのけれたんです!!
![ビザうさ 笑顔](https://usami0120.com/wp-content/uploads/2023/10/aicon 前髪なし 普通の笑顔.jpg)
緊張は授業中ずっとしてるけど、自分の中で単位も取れて卒業確定もしているので絶対的な成功体験です。(発達障害は大変なのよ)
むしろ人って授業でいい発表をしている人を「出来る人」として扱う習性や思考が無意識にあるので、独自の人が考えないアイデアを言う私を担当講師も含め「出来る人扱い」をしてくれたんです。
もちろん、成績もAでした。
![](https://usami0120.com/wp-content/uploads/2024/05/81gi7ybtsBL._SY466_.jpg)
どうしてもうまくいかない「抑うつ状態」になった時
成功体験となったと言っても、もちろんすべてがうまくいくわけでもなく、失敗体験も大学生活の中でありました。
それはペアーワークで苦手な子とペアになってしまい、夜になっても悶々と考えてしまい、その子への苦手意識が膨らみまくり、食事がとれない、眠れない、体が重い、授業参加が怖くてたまらない状態になり、大学に相談しました。
私は大学在学中に自分が発達障害だと診断されたものだから、ここは「発達障害」というキーワードを使って相談に乗ってもらうことにしたです。
話した内容は「私は発達障害であること」「苦手な人がいるとどうしても体調不良が起き勉強が全くできない」「他の人ならこのまま授業参加ができる」と相談しました。
すると翌々日から「その苦手な子とペアにならないように配慮してもらえたんです」。
相談したおかげで、無事に単位を取得して卒業が確定となりました。
ここで伝えたいこと
自分が目指していること、ここでは私が障害を持っていてもなんとかして単位を取得して卒業すること!を一点に考え行動したという事です。
努力は裏切らないって思いました。
障害を持っていても、障害を持っていなくても「グループワーク」が苦手だと感じる人口はとても多いです。
だけど、自分がするべきことを忘れずにつかみ取ってください。
本日も最後まで読んでくれてありがとう。
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