私は大人になってASD+境界知能と診断されたのですがネットなどに「ASDは英語が苦手」と書かれている記事と「ASDは英語が得意」と反対のことがかかれていたので当事者の私が英語に興味をもってどう感じているのか結果的に資格試験などに挑戦できるのかなども解説していきます!
ASDは英語が苦手?英語勉強してみたら、意外なことが分かった!
結論から申し上げると、ASDの人は勉強することが好きな人が多いため、「興味」さえ持ってしまえば英語だろうが、他の勉強だろうが永遠と勉強を続けられる能力があるため結果を出しやすい傾向があります!
というのはあくまでも私個人の感覚なのですが同じ発達障害であるADHDの人よりも、好きなことに何時間も何日も何か月も1つのことに没頭できることを得意としているASDのほうが勉強に向いていると思います!
友達にADHDがいるのですが、毎回彼女は楽しそうですが1つのことをするのは苦手だと聞いているので、この結果論はそこそこ正しいと思います。
~ASDが勉強を続けられる理由~
ASDは「興味の偏り」があります。つまり白黒思考や0,100思考と呼ばれるものです。
日常生活だとこれは何かを活動していく上で邪魔になったり、集団生活の中ではみ出し者になる部分の1つなのだけど、英語の勉強に関して言うと興味さえ持ってしまえば、あとは一人で研究者のように勉強をし続ける能力があるので結果として英語が得意になることもある!という事です。
これってASDの1つの才能なんですよね。個人的に私がASDで良かったと思う点はこういった勉強が好きだと思えるところです。
ASDの私が実際に取得した英語スキル
実際にASDの私が英語に興味を持って「英語にロックオン」状態になってから取得した資格は、be動詞がisで過去形がwasってことも知らないレベルだったけど、英検準2級を一発合格しています。さらに10代の時に家庭環境が悪くて大学進学できなかったのだけど、大人になってから通信制大学英文科に入学して卒業をしています。
さらに加えて私は境界知能(検査結果IQ80以下)なのだけど、勉強しだすとASD特性が優位に働くのか集中しやすく、割と勉強が出来る方だと感じています。
ネットなんかを見ると発達障害や境界知能は勉強が出来ないと言われているけど、私個人はあまりそれを感じていません。ただ、英語の勉強をしていても「得意」「不得意」があからさまに出ます。
それは、一般的な英語勉強法だと「付いていけない」、「楽しくない」だから続かないという事です。ではどうやって私が結果を出しているのかというと「自分が楽しい」と思う英語勉強です。
ASDのおすすめ英語学習方法は以下です↓
結論から申し上げますと、ASD+境界知能の私が結果を出している勉強法は「自分が好きだと思える」勉強法をとことんやり続けることです。
例えば私は小学生からまともに学校に行けてなかったこともあり、一般の人が知っているような英語も知らないまま大人になっています。一般的にはこれは恥ずかしい内容ととられるかもしれないけど、英語学習においてはむしろプラスでした。
どうしてかというと、下手に日本の英語教育を受けていないまっさらな私は、どれもが真新しく「楽しい」と思ったからです。
例えばbe動詞も知らない時期に私が取り入れた勉強法は(好きだった勉強は)子供英語DVD Goomies です。
大人が英語の勉強しよう!と思ったときにまっさきに子供用DVDを使って勉強しようという発想にならないと思ういますが、発達障害のせいかそういった偏見はなく、むしろ自分が「楽しい」という心を大切にしているから勉強を楽しめました。
なにより、このDVDは(後から知ったのですが)英語学習が出来るようにプログラムされているので発音や英語の語順、日常の英会話などが満載に詰め込まれていて、とても良い英語学習になりました。
このDVDが、私の英語学習の助けになったことは間違いないです
このDVDを1年くらい見まくった後に数か月英検ドリルを買ってきて試験を受けたら英検準2級まで一発合格しています。be動詞と一般動詞の区別もつかない状態だったし、境界知能も併用していたけどこうして結果を出しています。
私の好きな勉強法はたまたまDVDだったけど、ASDの人はそれぞれに好き勉強法や教科書があると思うので1点集中でボロボロになるまで使って勉強するといいです!
私のお気に入りのDVDを試してみたい方は、ここから購入出来ます↓
英語内容「Can I have an ice cream please?」(アイスクリームを頂けますか?)と英語学習者が話したい英会話が載っているんだけど、私はこの語順のルールも主語がどれで動詞がどれという感覚もないままただ見ていて英検に合格しています。そんなことが出来るのもASDならではのずっと同じDVDを見ていられるおかげだと思います。
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人との距離感が分からない発達障害の有利な点
発達障害の人は、日常生活で人との距離感が良くわからないところがあります。また敬語を使う相手と使わない相手の区別も曖昧で結局誰にどれくらい敬語で話したらいいのかも分からないままのところがあります。
私は中学に上がってから先輩という存在が出来てから、いつもタメ口になってしまい困った時期がありました。また反対に家族に敬語で話したりとか、日によって変わるのも特徴としてありました。
そんな人との距離が曖昧なASDの才能をもう1つ勉強していく中で見つけました。それは外国人に話しかけるのが怖くないし、ためらう事がなかったことです。
多くの英語学習者の大人は英語を話すことに抵抗を感じている人が多いようですが、私は人との距離感がもともと曖昧なこともあり、間違えたら恥ずかしいという感覚もいまだにないので話したいと思ったとたんに笑顔で何の壁も感じずに外国人に話しかけることが出来るというものです。
そんなこともあり、英検では筆記の試験よりも2次試験の面接のほうが好きでした。
このようにASDが英語の勉強に興味を持つと、得意というよりも一般の人と比べて感性や感覚、好きなものが違うので個人に興味を持つ勉強方法で進んで行けばハンデを抱えていても、結果を出せるとみんなに伝えたいです。
子供英語DVD Goomies おすすめです✨
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