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ASDと境界知能の人は会話や雑談が苦手で疲れてしまう原因と改善方法を解説!

ASD・境界知能学生向け
この記事は約8分で読めます。

ASDと境界知能併発の人は会話が苦手で雑談で疲れてしまう原因を当事者が説明!

今日は大学在学中にまさかの発達障害ASDと境界知能の診断を受けてしまった私が子供のころから感じる、会話で疲れてしまって長く人と話せない理由と苦手になってしまった理由、長年の経験と勉強が好きで情報収取が得意な私が「会話で疲れてしまう原因」と「克服と逃げ方」まで解説していきます!

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ASDは境界知能と両方もっていることが多い

発達障害にはADHD,ASDと大きく分けてありますが、中でも精神疾患になりやすいASDの人は境界知能率が高いと言われています。

ADHDの人よりもASDのがもともと深く物事を考える傾向があるのに加えて、境界知能を併発していると一般の人と比べ、計算や会話面で疲れたり、努力しないと会話についていけないことが多くあり、常に全エネルギーを使って生活していることが多く、へとへとに疲れている人も多くいます。

このページでは会話面での困難を中心に話していきます。

ゆき
ゆき

解説の流れは先にASDが会話を苦手とする原因、そのあとに境界知能が会話を苦手とする原因の順に説明していきます。

ASDが「会話」を苦手とする原因

ASD(自閉スペクトラム症)の方が会話を苦手と感じる理由は、主に脳の情報処理の特性が影響しています↓

  1. リアルタイムでの情報処理の難しさ ASDの方は、会話中に言葉を音として記憶し、それを理解するというプロセスを経るため、瞬時の受け答えが難しいことがあります。このため、返答が遅れたり、適切な言葉が出てこないことがあります。
  2. 興味や関心の偏り ASDの方は、自分の興味がある話題には集中できますが、興味が薄い話題では注意が散漫になりがちです。その結果、会話が途切れたり、相手の話を聞き逃してしまうことがあります。
  3. 暗黙の了解や非言語的なサインの理解の難しさ 会話には、言葉以外にも表情やトーン、ジェスチャーなどの非言語的な要素が含まれます。ASDの方は、これらのサインを読み取るのが難しい場合があり、結果として会話が噛み合わないことがあります。
  4. シングルフォーカスの傾向 ASDの方は、一つのことに集中しやすい特性があり、会話の全体像を把握するのが難しいことがあります。そのため、話の一部に固執してしまい、全体の流れを見失うことがあります。
  5. 複数人の会話が苦手 目の前にいる人が増える分、ストレスも増えるため話せなくなるか、話過ぎて不思議ちゃんになってしまう傾向があります。

これらの特性のため、ASDの人は会話に困難を感じることが多くあります。

一般の人ならこんなことはなく、苦手な人でも自然とその場を合わせたり、さりげなくさけたり、しかも笑顔で対応できたりして対面で揉めたり嫌な空気をだすことなく対応が出来ますが、ASDの人は過敏で少しでも嫌なことがあると臨機応変に対応ができなかったり、脳の切り替えに時間がかかるため対人面で「好き・嫌い」が大きく出てしまう事があります。

そのため、仕事などでペアになる人が苦手な人だとまったく仕事ができなくなったり、学校でも勉強ができなくなったりと差が激しく出る傾向も出てきます

テーマがある会話はまだ平気

ガールズトークのような会話がコロコロと変わるような会話よりも、テーマがある会話は割と話せることがあります。ただ、苦手な人がいるとダメだったりします。

ゆき
ゆき

ページ下に克服方法と逃げ方も解説してるので最後まで読んでみてくださいね!お次は境界知能の人が会話が苦手とする原因を説明します!

境界知能が「会話」を苦手とする原因

境界知能(ボーダーライン知能)の方が会話を苦手とする原因は、その認知機能や情報処理の速度により困難がでることがあります。以下にいくつかのポイントを書いてみました。

情報処理スピードの遅さ

境界知能の方は、情報を理解したり、記憶から適切な言葉を引き出したりするスピードが遅い場合があります。なので、健常者の人が立ちのスピードが違うため追いつくのが難しくなることがあります。

語彙力や言語表現の制約

言葉の使い方や語彙の量が限られていることもあり、、複雑な話題を理解したり、その情報に対し自分の意見をきちんと伝えたりするのに時間がかかったり、会話が進行中のリアルタイムに言いたいことがいえなくなり、あとで「ああ言えば良かった、失敗したな」と思う事があります。

キャッチボールの会話が苦手

言語理解や情報処理のスピードが健常者に比べてゆっくりなため、会話のスピードについていけず自分自身も相手からも違和感を持たれることがあります。ちなみに私はゆっくりな人に見られることが多いです。自分の中ではものすごく早く動いているつもりなんですけどね。

自信の欠如

境界知能の方は、子供のころからの失敗の数を重ねた分、きっとできないという意識の中で生きていることが多くあり、自分の能力に対する自信が低くなってしまっていることがあります。これが会話への苦手意識を増やして、積極的に話すことを避ける原因になることがあります。自分でいうのもなんだけど、可哀想だ。

学習や経験の限界

他者とのコミュニケーションの経験が少なかったり、学習の機会が十分でない場合、会話におけるスキルが発展しづらいことがあります。

というように、ASDだけでも大変なのに境界知能を持っていると失敗した経験が増え、だんだんと会話を苦手と感じ、自分が傷つかないために話す人を選んだり、集団生活を避けるようになります。

ゆき
ゆき

個人的に以下のような写真の女子が4人もいる楽しそうな空間、私は同じように楽しめないことが多いです。複数人になればなるほど頭がパニックになって楽しむ余裕がなくなるからです。

ちなみにいいなぁ~とは思ってます。(笑)

ここからはASDの会話が苦手、雑談が苦手、ガールズトークが出来ない、疲れると言った人に向けて少しでも改善したり、嫌な思いをしないで逃げる方法を境界知能バージョンと合わせて説明していきます↓

ASDが傷つかない為の改善方法

改善方法

非言語的なヒントを練習する

表情やジェスチャーなどの非言語的サインを少しずつ学び、自分の会話に取り入れる練習をします。例えば、表情カードや動画などを使って練習することが役立ちます。

会話のシナリオを作る

ガールズトークで使われる典型的なフレーズや話題をあらかじめ用意しておくといいです。毎回同じでも会話は相手はたいして気にしていないので同じ内容で大丈夫です。例えば、「最近買ったもの」「好きな音楽」「学校や職場の話」などです。

一度に話し過ぎない

ASDの人は会話が苦手という意識が脳内にあるため、話過ぎる、またはだんまりしてしまう。イラつく。と言ったことが多く会話が成立しない場面が出てきますが、なるべく短いフレーズを使い会話のテンポを落として話すことをすると良いです。

傷つかずに済む方法

正直に気持ちを伝える

「話すのがちょっと苦手だけど、聞くのは好きだから教えてね」と、自分の得意不得意をあらかじめ伝えることで、相手が配慮しやすくなります。

苦手な場面を避ける選択をする

無理して長時間の会話に参加せず、疲れたら「少し休みたい」と伝えることで自己防衛できます。

理解者と話す

自分の特性を理解してくれる友人や家族と話すことが、気軽で安心感をもつことが出来ます。

ゆき
ゆき

私は大人になってASD×境界知能の診断を受けた人間なのだけど、診断されてから先に「私はASD傾向があるの」「会話は楽しいのだけど疲れちゃうから休んでいい?」と告白してます。先に自分がこういう人なんだ。ということを言う事で理解してくれる友達だけ残るようになり、生きやすくなりました

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境界知能が傷つかない為の改善方法

境界知能の会話の改善方法

簡単で明確な話題を選ぶ

雑談で扱う話題は、自分がよく知っている内容に絞ることで、混乱せず自信を持って話すことができます。

ゆっくりとしたテンポで話す練習

話すスピードを落とすことで、言葉を整理しやすくなり、ストレスを軽減できます。

相手の話を積極的に聞く

自分が話すプレッシャーを減らすために、聞き役に徹することで楽しく会話に参加できます。ただ「聞く力」も訓練がいるので聞くことが苦手な人は勉強するといいです。

改善方法におすすめの本

ゆき
ゆき

私が読んだ本の中でこれ理解しやすい、参考になった、取り入れやすいと思った本は「まず、ちゃんと聞く」という本が聞くと伝えるの両方を学べるので良かったです。あと、漫画でサクッと読める「伝える力」も聞く力と伝える力の両方を学べるのでおすすめな本です。

境界知能が会話で傷つかずに済む方法

自分を責めない癖をつける

「話が下手」と思う代わりに、「今日話せたこと」など小さな自分の成功体験を自分で褒める習慣をつけることが大切です。この褒めることが当たり前になると自然と肯定感が上がってきますよ。(体験談)

定期的なコミュニケーションの場を持つ

理解者と定期的に話すことで、安心の場所や空間を感じることです。例えば、好きな友人や両親、彼氏、彼女、支援者など理解ある人との「雑談タイム」はリラックスできる相手です。

雑談への期待値を下げる

完璧に話す必要はなく、楽しく話題を共有することが目的だと理解することでプレッシャーを和らげられます。

まとめ

ASD(自閉スペクトラム症)や境界知能を持つ方が会話や雑談を苦手と感じる原因は、それぞれの特性に関係しています。

大変なこともたくさんあると思います。少なくとも当事者の私はとっても疲れることが多くあり、鬱傾向になることも良くあります。

だけど、ASDや境界知能の特性を学び、その中で自分がどのタイプで何に困っているか、本当はどうしたかったのかを確認していくうちに「なるほど」と思う事が増えていき、役にたっているので本当にお勉強、つまり知識を入れるのは重要だなぁとおもっているので、困っている人がいたらお勉強してみてください。

ASDの人は情報処理や非言語的なサインの理解が難しいことが多い。

境界知能の人は語彙力や情報整理のスピードが会話に影響を与えることがある。

しかし、それぞれの特性に合わせた工夫や練習を行うことで、コミュニケーションを改善することが可能です。

私は大人になってから無理して相手に合わせることをしなくても大丈夫という経験から、超お得なツアーを多数掲載!ニーズツアーを使って一人旅してることも多いです。普段、対人面で疲れてしまうことが多いから、旅も一人でもぜんぜん寂しいとか思わないから楽しい&リラックスしかなくて充実してます!

パッキングとかめちゃくちゃ早いです。(笑)

この記事を書いた人
ゆき

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ゆきです。30代で留学経験をしたあと、勉強に目覚めて40代で英語系の通信制短大・大学を卒業しました。このブログでは通信制大学のこと、英語学習のことを発信しているので、読者様の参考の1つにしてください。

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