前回の記事で詳しい例文と練習問題を紹介しましたが、今回は続編です。さらに深く掘り下げて、「can」と「be able to」の使い方を練習しましょう。また、よくある間違いとその対策についても詳しく説明します。
canとbe able toの使い方をマスターしよう！（後編）
追加の練習問題
さらに理解を深めるために、追加の練習問題を用意しました。
実際の使用場面を想定しながら解いてみてください。
- 彼女はピアノを弾けるようになりました。
- 答え: She ___ play the piano.（can / has been able to）
- 来年までにそのプロジェクトを完了できるでしょう。
- 答え: We ___ complete the project by next year.（can / will be able to）
- 彼らは今晩ここに来ることができますか？
- 答え: Can they ___ here tonight?（come / be able to）
- 私たちは新しいレストランで食事ができるかもしれません。
- 答え: We ___ eat at the new restaurant.（can / might be able to）
練習問題の答えと解説
彼女はピアノを弾けるようになりました。
- 答え: She has been able to play the piano.
- 解説: 過去から現在までの能力の変化を示すために、「has been able to」を使います。
来年までにそのプロジェクトを完了できるでしょう。
- 答え: We will be able to complete the project by next year.
- 解説: 未来の能力や予定を示すために、「will be able to」を使います。
彼らは今晩ここに来ることができますか？
- 答え: Can they come here tonight?
- 解説: 現在の能力や許可を尋ねるために、「can」を使います。
私たちは新しいレストランで食事ができるかもしれません。
- 答え: We might be able to eat at the new restaurant.
- 解説: 可能性を示すために、「might be able to」を使います。
よくある間違いと対策
1. 過去形の間違い
- 間違い: I can solve the problem yesterday.
- 正しい: I was able to solve the problem yesterday.
- 解説: 「can」は現在の能力を示すため、過去の能力を表現するには「was/were able to」を使います。
2. 未来の能力に「can」を使う
- 間違い: I can help you next month.
- 正しい: I will be able to help you next month.
- 解説: 未来の能力や予定を表す場合は、「will be able to」を使う方が自然です。
3. 特定の状況での使い分け
- 間違い: He can attend the meeting due to a change in schedule.
- 正しい: He is able to attend the meeting due to a change in schedule.
- 解説: 特定の状況における能力や可能性を示す場合は、「be able to」を使います。
実践的な会話例
「can」と「be able to」の使い分けを練習するために、実際の会話での使用例を紹介します。
会話例 1: 現在の能力
A: Can you play any musical instruments? B: Yes, I can play the guitar.
A:何か楽器を演奏できますか？ B: はい、ギターを弾けます。
会話例 2: 過去の能力
A: Were you able to finish the report on time? B: Yes, I was able to submit it yesterday.
A: レポートは期限内に完成できましたか? B: はい、昨日提出できました。
会話例 3: 未来の能力
A: Will you be able to join us for dinner tomorrow? B: Yes, I will be able to make it.
A: 明日の夕食にご一緒いただけますか? B: はい、行けますよ。
次回予告
次回の記事では、以下の内容を取り上げる予定です。
- 他の関連表現との比較: 「could」や「might」など、他の類似表現との使い分けについても説明します。
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