「~が好き」と表現するときに「like」「fond of」がありますが違いを説明します。
英語「~が好き」 be fond ofとlikeの違いと使いわけ
結論からいうと、「fond of」と「like」は似た意味で使われることがあるけど、意味が少し違うんです。その違いは以下です。
- Fond of
- 「fond of」は、2つの意味の好きがあります。
- 1つが少し強調して、親しみや愛情を持っている「好き」です。
- もう1つが長期間続く好意や関心、習慣的に続く興味の「好き」です
- 人やモノに対しても使うことが出来る。
- 例:人に対して
- She is fond of animals. (彼女は動物がとても好きです。)
- I’m fond of my grandmother.(私は祖母をとても大切に思っている。)
- 例:趣味に対して
- I’m fond of gardening.(私はガーデニングがとても好きです。)
- I’m fond of reading books. (私は本を読むのが好きです。)
- Like
- 「like」は一般的に単純に「ああ、それ好き」という意味で使われ、日常的に使われる単語です。
- 「fond of」に比べて少し軽いニュアンスがあります。
- あまり強調せず、シンプルに「好き」という気持ちを表すときに使います。
- 例:
- I like swimming. (私は泳ぐのが好きです。)
- He likes pizza. (彼はピザが好きです。)
簡単にいうと、I’m fond of ~は思い入れがある好き。I like~.は単純に好きというニュアンスになります。意味が分かると楽しいですね。
be fond ofの使い方
先生質問です!fondは単体では使わないのですか?常にfond ofとセットで使わなければいけませんか?likeだと常に単体で表現されていますね?I like pizza.I fond pizza.にはならないのですか?
良い質問ですね!「fond」は単体では使わず、必ず「be fond of+名詞」の語順にする必要があります。
「fond」は形容詞なので、文法的に形容詞単体では「好き」と直接的に意味を持つことができません。I am fond of pizzaなど、be+fond of +名詞の形にする必要があるんです。
be fond ofの絶対的な意味
「ピザが好き」と伝えたいときにI like pizza.ではなくI am fond of pizza.を使った場合の隠れたニュアンスをたとえで話すと以下になります。
話し手がピザが好きで毎週ピザを焼いて、パーティーを開催したり、町中のピザの味を食べ比べしてピザに対して特別な思い入れがる時や習慣的に、または継続的にピザが好きだと言える環境下にある場合I like pizza.よりもI am fond of pizza.とすると「思い入れがあって好き」というニュアンスをつたえられます。
be fond ofの他の例文
- 例:
- She is fond of animals. (彼女は動物が好きです。)
- I’m fond of playing music. (私は音楽を演奏するのが好きです。)
Likeの使い方
一方、「like」は単体でも意味が通じる動詞です。これは「~が好き」という意味で使われ、そのまま名詞や動名詞を後ろに続けることができます。
- 例:
- I like pizza. (私はピザが好きです。)
- I like swimming. (私は泳ぐのが好きです。)
まとめ:be fond of,likeの違い
- **「be fond of」**は、fondは形容詞のためI fond of pizzaとして使う事は文法的に出来ない。正しい文法にするには動詞や名詞をいれ、I am fond of pizza.の語順にする必要がある。意味は「親しみを持ってるから好き」というニュアンスを強調して伝えることが出来る。
- **「like」**は動詞のため単体で使える動詞で、一般的に単純に「ああ、それ好き」というような軽いニュアンスを伝える単語です。
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