【ASD女性】特性&苦手なことと、疲れやすいこと

発達障害と境界知能
この記事は約5分で読めます。

私は大人になってASDと診断された女性です。数年前まではあまりASD女性の人口は少なかったけど、今では私のように診断される人も増えて、国や仕事を支援してくれる場所も増えてきて個人的に嬉しい限りです。とはいっても、マイノリティーな世界に生きる私たちはやっぱり生きづらさを感じる場面が多いと感じます。

今日は私がこれまで生きてきた中で感じてきた苦手なこと、疲れやすい理由、そして一般的に言われている発達障害(ASD)について話そうと思います。

スポンサーリンク

【ASD女性】特性&苦手なことと、疲れやすいこと

まずは私の体験談、その後に一般的なASDの特徴、最後は解決方法の順まで話していきます。

私の経験:対人関係・友達編

私自身がどうしても苦手だと思う一番は、対人関係です。

コミュ障にもいろんなコミュ障がありますが、私はASDの中でも受動態と積極奇異型の混合なので、第一印象は「コミュ障」には見られません。

お友達と遊ぶときも「声をかける」ことが先だったりします。これは裏を返すと「仲良くしたい」って気持ちと「相手に最大限に気を使っている表れ」だったりします。だけど誰もそんなことには気づいてくれません。そんなこともあり、友達は昔から割とすぐにできる方でした。だけど、長続きしないんです。そして1対1なら話せるけど、人数が増えると良くわからなくなったりしてました。

私の経験:会社編

社会人になってからも、1つから3つくらいまでの指示は聞き取れるけど、それ以上になると混乱してしまうことがあったり、指示の1つ目が「なんだっけな」となると後の話がほとんど聞こえなくなってました。

同様に「質問は後からしてください」と学校や社会人になってから言われることがあるけど、後になると質問したい内容が記憶できていないので「○○さん質問なんでしたか?」と聞かれても、質問したいことが思い出せないことがありました。

私の経験:耳聞こえなくなる謎の現象

居酒屋とかがやがやしている場所は、相手が何を話しているのか全く聞こえない謎の現象によく陥ります。また少しでも興味が別のところに移ると、”全エネルギー”がそっちにいってしまうので会話ができなくなります。そしてそれを誤魔化すためにまた気を遣うということを永遠としていました。

私の経験:ご飯を食べながら会話があまりできない

定型発達の人が何気なくしている、ご飯を食べながらの会話が結構大変だったりします。そして歩きながら”飲む”ということも苦手です。いちいち止まらないと「ごっくん」出来ないのです。

私の経験:真剣に話をするときは固い言葉を使う

真剣に伝えたいことがある時は、固い言葉でしか相手に伝えることができません。そうじゃないと会話ができないのです。私を知らない人は意地悪に「面接みたいだね」と嫌味を言われたりからかわれたりすることもありました。

私の経験:傷つきやすい

ものすごい集中力で嫌なことを反すうするので、何回も鬱状態になることが多いです。

でも今は対策方法を色々持っているので、なんとかメンタル維持が出来ています

とくに通信制大学に入学してから、勉強のし方を学んで、今ではブログで文字を書いて感情を表現することもできるようになりました。書けると話せるので私にとってこのブログは発信者であるとともに学びの場だったりします

一般的に言われてるASDの苦手なこと

ネットに書いてある内容と自分が共感するものをピックしてみました。

  1. ASDは対人関係を築きにくい
  2. 急な予定の変更が苦手
  3. マルチタスクが鬼苦手
  4. 敬語を使うべき人が分からない、または親しい関係なのに敬語で話す
  5. たわいもない会話が苦手、または出来ても続けて話せない
  6. 感覚過敏、または感覚鈍麻
  7. 0.100思考
  8. 過集中

私も好きなことや興味があることは恐ろしいくらい同じことをしていられるので、これとても共感です!同じようなASD大人女子が世の中にいると思うと心なしか嬉しいです。


続いて、ASDが疲れやすいことです。

【ASD女性】が疲れやすい5つの理由

  1. 受動型ASDは周りの空気を読むので、周りに合わせようとして全エネルギーを使い果たして一人で消耗する
  2. 周りの気になる音が気になるととてもイライラして消耗する
  3. 服が着心地が悪いと我慢できなくて消耗する
  4. 過集中している時は仕事の効率が上がるけど、体力をめちゃくちゃ使っていて消耗する
  5. 流行り物に興味がないので「流行りものの話」をされると孤立して消耗する

など。

【ASD女性】が快適に暮らす方法

私がしていることは、反すうしている時などは、冷静に物事を考えるようにしています。そして具体的にしていき言語化をするようにしています。

  1. 何が問題になっているか
  2. どうであれば満足するのか
  3. 願望をかなえるために何をするのか、また、それは叶えられそうなことか
  4. いつ、誰に、どのような形で何をするのか

なんかも考えます。

これらの方法も大学の授業の「問題解決能力を鍛える」っていう科目で習い、こうして自分のライフスタイルにも使っています。なのでね、通信大学、大人おすすめ!

対人関係で、一番していることは「相手に期待しない」をしています。

これは私の通う精神科医から学んだことなのだけど、腹が立ったり悲しくなることは「期待する心」があるからだと言われています。

確かにねって思ったので実行しています。

その他には、発達障害は常にストレスにさらされているので「リラックス」が一番の休憩になりますよね。私は芝生の上で寝転んだりするのが大好きです。

この記事を書いた人
通大生ビザうさ

       ↑  ↑  ↑
(詳しい自己紹介は名前をクリックしてね)

大卒資格と再留学と話すための英語を目指すサイトの管理人です。

30代で資格試験に目覚めて簿記検定3級、秘書検定2級、MOS試験に合格した後、英語に興味を持ち短期留学に行ったあと英検5級~準2級まで取り、大卒資格も欲しくなり、40代で通信制短期大学入学→卒業を経て、現在は通信制大学英文科の学生です。

大人になって英語の勉強や通信制大学に興味がある人に向けて発信中!

通大生ビザうさをフォローする
発達障害と境界知能
スポンサーリンク
シェアする
通大生ビザうさをフォローする

コメント