発達障害の人口って、どれくらいいるのだろう?そのうちの境界知能や知的障害を持っている人ってどれくらいいるんだろう?このページでは「発達障害」と「境界知能」そして「学習障害」を持っている私が独自に勉強して得た知識をシェアーしていきます。
発達障害で境界知能を持っている人の生きづらさと生き抜く方法
まず、発達障害と境界知能は正確には違うものですが、「生きづらさ」を言うならば、人口の2%くらいしかいない中で、世の中のなんでも「平均の人に使いやすい環境」の中でマイノリティーの2%が心地よく暮らすには、どうしても生きにくいと感じる場面は多いです。
そして、発達障害だけでも生きづらいのに、境界知能も持っている人がいることも分かっています。
(私のことです)
ちょっと、発達障害(ASD)について自分の体験談とともに解説します。
発達障害が生きづらい体験談
発達障害(ASD)の特性は知能に問題はないけど、コミュニケ―ションの障害やこだわりの強さ、または特定の一部に知能障害に似た症状(つまり学習障害)をもっていることがあります。
具体的に言うと、学校の教科の○○は出来ても○○はどんなに勉強しても良い点が取れないなどの凸凹障害が特徴的です。
これだけでも自尊心も傷つくし、努力も人の倍のことをしないと周りについていけないので、大変です。なおかつ、コミュニケーションがうまく取れないことを自分自身も無意識的に把握するので、意図的に相手に合わせたり、またはストレス多可になり癇癪を起こしたりして、おだやかに過ごせない時間を感じながら生活をします。
これを小学生低学年くらいから「なんか私、周りと違う」を感じ始めていき、原因もわからないまま「平均の人」が暮らす集団生活の中で合わせて生きていくと、2次障害の精神疾患に繋がっていきます。
(ちなみに私はうつ病も統合失調症も経験済み&現在は寛解。つまり治っている状態で快適に暮らしてます✨)
そして発達障害は風邪なんかと違って、治ることはないので、大人になっても自分の中のオリジナルと共存していくしか方法がないため本人たちは大変になります。

発達障害の一般的に言われている生きづらさ
発達障害
- 知的に問題はないけど、ある分野においては知的障害と思えるほどに不得意な部分があります。俗にいう凸凹知能です。
- しかし、ある分野においては平均、もしくはそれ以上の知的指数を出すことがあります。
- ASDの特徴は対人関係のトラブルや困難が多く、ADHDの特徴は忘れ物、無くし物、目立った突発的な行動があります。
- 怒りやすい人も中にはいますが、実際には性格によります。
- 孤立してしまうことが多い。
- 感覚が過敏、又は鈍麻。
- 同時進行やマルチタスクが苦手、もしくは出来ない
- 学習障害があると簡単な計算すらできない、何度やっても理解しにくい。
- 学習障害があると、文字をうまく読めない、状況を口で説明出来ない、作文が書けない。
というのが、私が感じている体験談と一般的に言われている発達障害のASD特性です。
40代になるまで発達障害(ASD)だと知らずに、この社会に順応してきたので苦しかったです。😢😢😢
だけど、40年も社会生活でやりこなしてきた実績があるのと、発達障害だと診断されてから自分分析&実践を繰り返していたら、苦手なものの改善点なんかもたくさん見つけられ、心が傷付かなくなってきました。
つまり、「心が傷付かなくなる」=「メンタルが病まない」っていうラッキーは事につなげられています。

発達障害ASDの私が苦手な対人関係で、傷つかなくなった方法
結論から言うと、友達に会って不安だと感じたことは「直接友達に確認する!」です。
発達障害のコミュニケーションの障害の特性の1つに、

自分が「いやだな~」と感じられても具体的に何が嫌なのか!を感じていることが分からない
または、感情をまとめるのに時間がかかる。といった特性があります。これはどういうことなのかというと、「嫌だな~」と健常者の人が感じるように感情は湧くのだけど、それを会話中に平行して感情をまとめ、まおかつ目の前の相手に分かりやすい言葉を選びながら、自分が下にみられないようにする防御が出来ないまま「いやだな~」を改善することがないまま会話が終わる。そしてこの「嫌だな」が発達障害の場合、反すう思考を起こし、ますます苦手意識が高まり、相手の存在がこころから嫌になってしまったり、怖くなってしまったりします。
これが発達障害の言語化が苦手と言われている具体的な例です。
私はこの特性をてっとりばやく成功させた方法が以下の3つの方法です。友達と会っている時は楽しい、嫌だと思う事、不安に感じることの感情をまとめられないので、帰宅後に一人反省会(普通の人はしないらしい)を毎回するので、ある程度自分の感情がまとまったら、友達に確認しています。
私が友達に伝えていること
①友達に自分が発達障害だと伝えることと
②仲良くしたいことと
③自分が不快なことを相手に行っていないか
を3点セットで伝える方法です。

この「直接聞く」ことで、相手の感情を読み取れなくて帰宅後に一人で反省会することも短時間で済むようになりました。
あとは、1つ目の発達障害だと告白して、よそよそしくなる友達は友達じゃないので、去っていく人は追わない!と決めています。あと害を与えてくる人は、攻撃し返すことを毎回しています!こうすることで自分の地位も確保!
ただ怒りのコントロールはまだまだ勉強中です。0、100思考なのでどうしても「やるか、やられるか」の両極端になってエネルギーがとても消耗するので、一番は苦手な相手を避けて暮らす!に落ち着いています。
お次は境界知能のことを話します!
境界知能の生きづらさ
まず、境界知能の特性を表現するの難しいところがあります。
なんでかっていうと、発達障害の要素もあるし、HSPの要素もあるからです。
具体的に説明すると、
境界知能
- 凸凹知能ではなく、すべてにおいて知能が低めです。
- 発達障害と違うところは、経験を積んでいくことでカバーできる部分があります。しかし、健常者の平均のほうにすることは難しいままです。
- 国から支援がもらえない
- 感覚にHSPのように常に過敏である。
- あまり怒りません。
- 孤立してしまうことが多い。
- 人の話についていけない。
- 同時進行やマルチタスクが苦手、もしくは出来ない。
- 学習障害似た、計算ができない、何度やっても理解しにくい。
- 年齢に見合った本をスラスラ読めない。
- 感情を表に出すことが次の日にくる。
- 作文は書ける。
- 基本的に、境界知能のレベルは小学生高学年である。
というような特性がありますが、発達障害と絶対的に違うところは、訓練すると改善させる部分があること!そしてHSPと違うところは、敏感に物事を感じることは同じであっても人が納得する文章などを作るのに知能が小学生ほどしかないので、子供が書いているような文になりがちだという事です。
発達障害と境界知能の相性が良い説
ちなみに私はIQ78でIQのみで判断すると小学生の高学年(5.6年生)なのだけど、40代という経験値がしっかりとあるので実際にはもう少し知的能力が付いていると感じています。
境界知能だけではなく発達障害のASDの研究する力もある意味、役に立っていると思います。
簡単に言うと、発達障害と境界知能を合併して持っている人は一定数いるけど、自己研究の結果、それぞれの特性に助けられる仕組みがあるって気が付きました。
発達障害と境界知能を持っている人の生きづらさ ~まとめ~
人口の1%~2%の中で快適に暮らしていくには、常に努力しないと単なる「変わった人」で終わってしまい、悲しいことになるので、常に自分が苦手なことを客観的に捉え、なんならビデオとか、私がしているよにブログに書いて自己研究していくなどを記録していくと、生きやすくなると個人的に思います。
良かったら、真似してみてね。
本日も最後まで読んでくれてありがとう。