英語で未来のことを話すときに使う表現には、「will」、「be going to」、そして「未来進行形will + be + 動詞の現在分詞(-ing形)」があります。それぞれの使い方と品詞、語順について詳しく説明します。
「英語未来」完全解説!will, be going to, 未来進行形の使い分けと違い
1. 「will」を使う
「will」 は、未来の行動や起きる出来事、予定を表すために使います。その場で決めた未来の予定。~してみるよ!~でしょう!等を示します。
品詞と語順:
- 品詞: 助動詞
- 語順: 主語 + will + 動詞の原形
例文:
- “I will go to the store tomorrow.”
→「明日お店に行くつもりです。」- 主語: I
- will: 助動詞(未来を示す)
- go: 動詞の原形(行く)
- to the store: 前置詞句(お店へ)
- tomorrow: 副詞(明日)
- “She will finish her homework later.”
→「彼女は後で宿題を終わらせるでしょう。」- 主語: She
- will: 助動詞(未来を示す)
- finish: 動詞の原形(終わらせる)
- her homework: 目的語(彼女の宿題)
- later: 副詞(後で)
使い方のポイント:
・今思いついた未来の行動・予測・約束に使う
2. 「be going to」を使う
「be going to」 は、すでに決まっている予定を話すときに使います。
品詞と語順:
- 品詞: be動詞 + going to + 動詞の原形
- 語順: 主語 + be動詞 + going to + 動詞の原形
例文:
- “I’m going to visit my friend next week.”
→「来週、友達を訪ねる予定です。」- 主語: I
- am: be動詞(現在形)
- going to: フレーズ(計画や意図を示す)
- visit: 動詞の原形(訪ねる)
- my friend: 目的語(私の友達)
- next week: 副詞句(来週)
- “They’re going to start a new project soon.”
→「彼らはもうすぐ新しいプロジェクトを始める予定です。」- 主語: They
- are: be動詞(現在形)
- going to: フレーズ(計画や意図を示す)
- start: 動詞の原形(始める)
- a new project: 目的語(新しいプロジェクト)
- soon: 副詞(すぐに)
使い方のポイント:
・近い未来に既に決まっている予定を示すときに使います。
3. 未来進行形を使う
未来進行形 は、未来のある特定の時点で進行中のアクションを表します。丁寧に未来のアクションを説明している感覚になります。
品詞と語順:
- 品詞: will + be + 動詞の現在分詞(-ing形)
- 語順: 主語 + will + be + 動詞の現在分詞
例文:
- “I will be working at 9 AM.”
→「午前9時には働いているでしょう。」- 主語: I
- will: 助動詞(未来を示す)
- be: be動詞(現在分詞と一緒に使う)
- working: 動詞の現在分詞(働いている)
- at 9 AM: 副詞句(午前9時に)
- “She will be studying when you arrive.”
→「あなたが到着する時には彼女は勉強しているでしょう。」- 主語: She
- will: 助動詞(未来を示す)
- be: be動詞(現在分詞と一緒に使う)
- studying: 動詞の現在分詞(勉強している)
- when you arrive: 時を示す副詞節(あなたが到着する時)
使い方のポイント:
未来のある[時点]に何かをしている感じを表すときに使います。
まとめ
- 「will」 は未来の出来事や予測、約束に使います。まだ決まっていない未来のことをやわらかく表現します。
- 「be going to」 はすでに決まっている計画や意図に使います。具体的に決まっている未来の計画を示します。
- 未来進行形 は未来のある時点で進行中のアクションを表します。特定の未来の時間に何かが進行していることを示します。
このガイドが、未来を表す英語の使い分けに役立つことを願っています!
コメント