【ASD】通信制大学 発達障害でグループワークが地獄だけど単位が取れている理由!

発達障害と境界知能
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私は発達障害(ASD)と境界知能(IQ78)、HSP気質を持っている通信制大学生です。

ネットなんかを見ていると、”発達障害の人は卒業できない”とか”勉強できない”とかネガティブになる言葉を目にするけど、そうじゃない人もいるんだってことを実際に通信制短期大学を2年で卒業し、別の卒業率1桁の通信制大学に編入し、卒業まじかの私みたいな人もいることを伝えたくて、書くことにしました。

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【ASD】通信制大学 発達障害でグループワークが地獄だけど単位が取れている理由!

結論から申し上げますと、自分の得意と苦手を把握し、自分が単位をとっていくためにするべきこと!を行動にしていくことで単位を取っていくことが出来ます!

発達障害(ASD)でも境界知能でも自分なりの合った方法を見つけ、実践していけば大学生活を過ごしていけます。

これには経験することが必要です。

私が自分の得意と苦手を探せた理由は、短大通信に入ってからのグループワークが苦手過ぎて退学を考えていた時に、退学をせずになんとかこの大変さを突破できる方法はないものか?と考え、自分にとっての得意と苦手を把握した結果、私の得意が勉強は一人で出来ることと成績は悪くない事。反対に苦手が他人と関わりながら意見を交換して同じ方向を向いていくことでした。

その得意と不得意を見つけ、私が最終的に見つけた突破口が単位を取る事以外何も考えない!でした。

私のケースでいうと、グループワークでの私にとっての難問である「会話」を頑張りすぎて疲れてしまって私自身が使いものにならなくなった経験から対人関係を極限まで落とし、人と会話する内容をいくつか考えて参加しています。

先にこういう場面が来たら、こう返答しよう。こう来たら黙り込んで見よう。などなど数個の戦略切り札を作り、前夜に声に出して練習をしています。(しかも毎回何度も)

健常者ならこんな練習は必要なく、他人と初めてあったとしても無意識にやり過ごせると思いますが、私たち障害を持つ人は「努力」が必要です。

対面の変化球がある「会話」はその切り札だけでは、不十分なこともあるけど、大学のオンライン上のグループワークのみなら有効的に使えます。

またメンタル面では、繊細さすぎて相手に合わせてしまう傾向が強い私ですが、性格とは真逆の”開き直り思考”もとりいれ、”嫌われても構わない!”というスタンスも入れ込みました。

この方法で私は”短大通信を2年で卒業”、”4年生通信大学に編入し、卒業まじか”の位置にいます。

同じ発達障害だとしても、大まかな苦手得意は個人によって微妙に違っていることがあるので、この得意と不得意は入学してから自分で見つけていくのが良いです。

通信制大学は授業料も通学型に比べて入試もないし、障害があっても入学できるので、大学生になりたいと考えている人がいるなら、まずは入学してみるのも1つの方法です。

発達障害&境界知能の人がグループワークが苦手な理由

先にお伝えしておくと、通信制大学って、高校までの授業と違ってグループワークが多めです。

しかも朝9時から6時くらいまで授業を2日間、または3日連続で受ける形になります。

一般的に発達障害(ASD)は対人コミュニケーションの障害を持っている人が多いため、このグループワークが苦手と出ることが多いです。

グループワークが苦手な理由を具体的にあげてみると以下です。

その①
対人コミュニケーションの難しさ。

具体的例でいうと、1:1なら落ち着いて話せるけど、グループワークのように5,6人でディスカッションする場合、会話中の処理能力に時間がかかるので5,6人分の会話のスピードを瞬間的に把握して、臨機応変に返事をしていくことが難しいため。

その②
感覚過敏。

ざわついた教室などの環境下では耳が閉じてしまい、目の前にいる人の声が聞き分けれない。聞こえない。という状態になりやすい傾向があるため。

その③
0,100思考。

会話においても、適当に会話することが難しく、目の前で話している人に100%のエネルギーを使って話を聞き、話しをする傾向があります。(どんなときも真剣)

そのためグループワークで複数人(5,6人)と同時に話をするとなると100のエネルギーでは足りなくなり、授業についていけない、体調を崩して大学に通えないという結果になりかねません。

~私もまさにその一人でした~

入学当初は体内エネルギー分散がうまく出来ず、結果として無理をする形になってしまい、2日間出席しなくてはいけないスクーリングを1日は行けても2日目は欠席する形となっていました。(😢)

このままだと単位が取れない!悔しい!どうしたら突破できる?考えろ、私!と考えたことが発達障害の1つのことしかできない!特性を”単位を取る事一点にしたことです。

単位を取る事以外考えない!作戦の詳細

発達障害の得意であり苦手でもある1つのことしかできない!という特性を「単位を取る事以外考えない」という作戦をするために最初にすることが状況把握です。

私のケースでいうと

①現状は、大学生である。
②問題は、対人ストレスでクラスに出席できていない
(クラスに参加するとうまくやらなくちゃ!という視点にかわり、目の前の人に95%エネルギーを全力で使ってしまい、勉強するエネルギーが残らない。精神障害が出て帰宅後食事もとれない状態が続いている)
③私のやるべきことは、単位をとって卒業すること!
④問題となっている対人コミュニケーションを削除し、単位を取る事だけの一点集中をすることはできそうだ!

と、原因と結果と解決案が浮かんできて、今も”単位を取る事以外力を使わない”を必死に守っています。

油断するとこの結束が崩れるので、スクーリングがある朝はイメージトレーニングしてから出席するようにしています。

コロナが到来してすべての授業がオンラインに切り替わった

そんな時、コロナが到来したんです。

そのため苦手だった”対面式スクーリング”が閉鎖し、同時に立ち上がったのが”オンラインスクーリング”でした。

人によっては、一人だと勉強出来ないとか、一人だと集中できない。という声もありましたが、グループワークが苦手な私にとってはラッキーな出来事となり、成績も上がりました。

とはいっても、短大の時のオンラインスクーリングはほとんど聞いているだけのらくちんなものだったけど、今の大学通信のオンラインスクーリングでは、がちがちにグループワーク、ペアワークがあります。

苦手は苦手だけど、対面式よりも断然体力的にも精神的にも楽です。

オンラインは、休憩時間に部屋で横になって休めるし、ランチ時間もクラスの人と話す必要がなく、自分ひとりで慣れている自宅で休めるし、勉強も休み時間に進められるため効率が良いんです。

ちなみに今の4年生大学では一度も通学をしたことがないです。

自分で勉強が出来る人なら通学しないオンラインメインの通信大学おすすめです!💻

一番大事なのはコツコツ勉強することは絶対不可欠!

最後に大事なことはやっぱり、通信制大学生となったからには、オンライン授業以外にも日々レポート提出と試験をしっかり計画的にこなしていくことです。

勉強を進めていくと、興味を引く内容の科目にも絶対に出会うので、勉強そのものを楽しむことも単位を取っていくコツになります。

本日も、最後まで読んでくれてありがとうございました。

この記事を書いた人
通大生ビザうさ

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大卒資格と再留学と話すための英語を目指すサイトの管理人です。

30代で資格試験に目覚めて簿記検定3級、秘書検定2級、MOS試験に合格した後、英語に興味を持ち短期留学に行ったあと英検5級~準2級まで取り、大卒資格も欲しくなり、40代で通信制短期大学入学→卒業を経て、現在は通信制大学英文科の学生です。

大人になって英語の勉強や通信制大学に興味がある人に向けて発信中!

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