多くの英語学習者が英語学習というと英検やTOEIC教材で勉強をします。確かに英検やTOEICは、自分が頑張った文だけ資格やスコアアップを得られて自分の英語力を目で確認することが出来るので楽しいです。しかし英語が話せるか?というと瞬発力が必要となる日常英会話の場面では、パッと英語が出てこない人も多くいます。今日は英語学習において英検やTOEICを通して勉強することで得られるメリット、デメリット、英語が話せるようになりたい人のための特集記事としてまとめました。
英検やTOEICは「土台作り」にはとても役立つ
英検やTOEICは人気があります。それは文法や語彙力、リスニング力の土台をつくるにはとても良いからです。例えば、
- 英検2級までやれば、旅行英語・簡単な日常会話の基礎がつきます。
- TOEIC700〜800点あれば、英語での基本的な対応ができる可能性が高いです。
つまり英語の「知識」「理解力」「文法」「語彙」「リスニングの土台」作りに有効な英語学習法の1つなんです。また英検も級があがるたびに、達成感に包まれるし、TOEICも点数が高いと自信もつく、そしてなによりも周りからの熱いまなざしも心地よいし、ビジネス面でも需要があるので取り入れやすいとも言えます。
後、普通に勉強してて2つとも楽しいですよね。(*‘∀‘)/📚
だけど、仕事で英語プレゼンになるとぜんぜん聞き取れなかったり、意見を求められても返答ができなかったりすることはよくあります。ある程度英語を聞き取ったとしても、あとで「あれ?なんて言ってたかな?間違ったかな?」「やばいぜんぜん会話になってない」などとなることもあると思います。(´;ω;`)ウゥゥ
英語もある程度聞き取れるし、英語もある程度読める、でも話せない。
なぜ試験に合格しても日常会話が難しいのか
これは何故かというと試験と日常会話は「目的」が違うから。
- 英検やTOEICは「読む・聞く・書く・話す」を測る学術的・ビジネス的な英語力がメインです。
- 一方で日常英会話は、相手とリアルタイムでやりとりする力が必要です。たとえば:
- 言いたいことがすぐ口に出せる
- 相手の英語が速くても聞き取れる
- スラングや省略にも対応できる
つまり、「知識として知っている英語」と「瞬間的に使える英語」には差があるということです。
まとめると、こんな違いがあります。
項目 | 英検・TOEIC | 日常会話 |
---|
中心スキル | 文法、語彙、読解 | 聞く、話す(瞬時のアウトプット) |
勉強の姿勢 | 座って覚える、解く | 聞いてまねする、反応する |
話す力がつく? | つきにくい | つく |
この事に気が付き始めた人は、「そろそろ英語を話せる自分になりたいなぁ」。「英語を話せる人に憧れるなぁ。」どう勉強したらいいんだろう。と考えている人も増えてきました。

「会話力」を最短で伸ばしたいならこの順番!
【最初にやるべきこと】聞いて、真似して、話す
- 英語を聞いて理解し、声に出す練習をします。
- たとえば:
- シャドーイング(音をまねる)
- 簡単なフレーズを口に出す(例:How was your day?)
- 短い会話文の音読&暗唱
🎯この段階では「文法が正しいか」よりも、「口から自然に出せるか」が重要!
【基礎力を補強】中学英語レベルの文法と単語を復習
- 中学英語で日常会話は8割カバーできます。
- 文法は以下をざっくり理解すれば十分:
- 現在形・過去形・未来形
- 疑問文・否定文
- 助動詞(can / would / should など)
- 前置詞(in / at / on など)
【実践練習】自分のことを英語で言う練習をする
- 自己紹介や1日の出来事などを英語で話す練習をします。
- 例:
- I went to the supermarket today.
- I don’t like crowded places.
オンライン英会話や音声付きアプリ(例えば「 スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース) 」や「Duolingo」)を使うのも効果的です。
【必要に応じて】英検やTOEICで知識を補強
- 英検3級〜準2級程度は、会話のための土台になります。
- TOEICはリスニング力UPには役立ちますが、スピーキングには直結しません。
\1日30分から出来る、英語会話力アップ学習メニューを作りました/
🧭 まとめ:日常英会話を目指す人の勉強順
- 音を聞いて話す練習(シャドーイング・音読) ← 最重要
- 中学文法の復習(最低限でOK)
- 「自分のことを英語で言う」練習
- 余裕があれば英検やTOEICで語彙力UP