前置詞で場所を表すときについてくる[at][in]みなさんは使いわけをしっかりと理解しているでしょうか?例えばat my school,in my schoolの意味の違いが分かりますか?今日は場所を表すat,inについて徹底解説していきます!
at, in 場所: at my school,in my schoolの意味の違いを徹底解説!
結論から先に申し上げますと、atは場所の拠点や全体を指します。inは場所の内部にある事を強調する場合に使います。
~いきなりですが問題です。どちらが正解か分かりますか?~
- There are about 900 students at my school.
- There are about 900 students in my school.
~答え~
- There are about 900 students at my school.
~理由~
atは場所の拠点や全体を表すため、There are about 900 students at my school.(私の学校にはだいたい9百人の生徒がいます)となります。
つまり、「学校全体に約9百人の生徒がいます」という意味になります。
~続けて問題です。どちらが正解か分かりますか?~
- There are two gyms at my school.
- There are two gyms in my school.
~答え~
- There are two gyms in my school.
~理由~
in は場所の場所や内部にあることを強調する場合に使うため、in my school(私の学校の中にはジムが2つあります)となります。
つまり、「学校の中にはジムが2つある」という意味になります。
理解を深めるためにさらに例文と説明を「vs形式」の単語を載せて行きますね。
1. At the park vs. In the park
- At the park vs. In the park
- At the park: 公園という場所全体にいることを示します。具体的にどの場所にいるかは問題ではなく、ただ「公園にいる」という感覚です。
- 例文: “I will meet you at the park.”(公園で会おう。)
- In the park: 公園の中にいることを強調します。公園の内部にいるという感覚です。
- 例文: “I am walking in the park.”(私は公園の中を歩いている。)
- At the park: 公園という場所全体にいることを示します。具体的にどの場所にいるかは問題ではなく、ただ「公園にいる」という感覚です。
2. At the hospital vs. In the hospital
- At the hospital vs. In the hospital
- At the hospital: 病院という施設の場所や敷地全体を指します。中にいるか、外にいるかは明確にしません。
- 例文: “He works at the hospital.”(彼は病院で働いている。)
- In the hospital: 病院の内部にいることを指します。
- 例文: “She is in the hospital right now.”(彼女は今、病院の中にいる。)
- At the hospital: 病院という施設の場所や敷地全体を指します。中にいるか、外にいるかは明確にしません。
3. At a concert vs. In a concert
- At a concert vs. In a concert
- At a concert: コンサートというイベント全体に参加していることを指します。
- 例文: “I met her at a concert.”(私は彼女とコンサートで会った。)
- In a concert: コンサートの内部で、特定の役割や活動に関わっていることを指します。たとえば、出演者として参加する場合です。
- 例文: “She sang in the concert.”(彼女はそのコンサートで歌った。)
- At a concert: コンサートというイベント全体に参加していることを指します。
4. At the office vs. In the office
- At the office vs. In the office
- At the office: 会社全体や職場の場所を指します。
- 例文: “I am at the office today.”(今日はオフィスにいます。)
- In the office: 会社の中、つまりオフィスの部屋や建物の内部にいることを示します。
- 例文: “She is in the office right now.”(彼女は今オフィスの中にいる。)
- At the office: 会社全体や職場の場所を指します。
5. At school vs. In the classroom
- At school vs. In the classroom
- At school: 学校全体にいる、または学校の敷地にいることを意味します。具体的にどこにいるかは明確ではありません。
- 例文: “The students are at school today.”(今日は生徒たちは学校にいます。)
- In the classroom: 学校の中の教室という特定の場所にいることを指します。
- 例文: “The students are in the classroom.”(生徒たちは教室の中にいます。)
- At school: 学校全体にいる、または学校の敷地にいることを意味します。具体的にどこにいるかは明確ではありません。
簡単なポイント:
- At: 場所全体を指したり、どこかに存在していることを示す(敷地、施設など)。
- In: その場所の内部にいることを強調する。
この違いを意識して、日常の会話に応用できると良いですね。
国名の場合:
私は日本に住んでいます。を英語にするとどうなりますか?
- In Japan: 国の中にいることを意味します。一般的に国を指す場合は「in」を使います。
- 例文: “I live in Japan.”(私は日本に住んでいます。)
- 「Japan」の中にいることを意味するので、基本的には「in」が適切です。
- At Japan: 「at」は通常、国名には使いませんが、特定の場所で行われるイベントや拠点を表す場合、比喩的に使うこともあります。例えば、空港や国境など、場所そのものがポイントのときです。
- 例文: “The plane will stop at Japan for a short layover.”(飛行機は短い間、日本に停まります。)
- この場合は、日本という国の空港に停まるという意味になります。ただし、この表現はあまり一般的ではありません。
都市の場合 (Tokyoなど):
私は東京に住んでいます。を英語にするとどうなりますか?
- In Tokyo: 都市の中にいることを意味します。国と同じく、都市もその中にいることを表す場合、「in」を使います。
- 例文: “I live in Tokyo.”(私は東京に住んでいます。)
- 例文: “There are many people in Tokyo.”(東京には多くの人がいます。)
- 都市の中で生活したり、滞在している場合は「in」を使います。
- At Tokyo: 通常、「at」は都市には使いませんが、特定の施設や場所を指す場合に使うことがあります。たとえば、会議やイベントがある場所として「Tokyo」を拠点と見なす場合などです。
- 例文: “The conference will be held at Tokyo.”(その会議は東京で開催されます。)
- この場合、「Tokyo」はイベントの開催場所として機能しています。「場所」という意味での使用です。
まとめ:
- In Japan / In Tokyo: 国や都市の中にいるという意味で使われます。一般的な使い方です。
- At Japan / At Tokyo: 通常は使いませんが、特定の施設や場所として使われる場合や、イベントの拠点を表す場合に使います(ただし、これはあまり一般的ではありません)。
通常、国や都市に対しては「in」を使うと覚えておくと安心です。
私は日本の東京に住んでいます。と国名と都市名を同時に英語にするとどうなる?
「私は日本の東京に住んでいます。」を英語にすると、次のようになります。
“I live in Tokyo, Japan.”
ポイント:
- 「住んでいます」は「I live」で表現します。
- 「東京に」は「in Tokyo」となります。
- 「日本の東京」は「Tokyo, Japan」とカンマで区切って表現するのが自然です。
日本の出身です。はどうなりますか?
「日本の出身です。」を英語にすると、次のようになります。
“I am from Japan.”
ポイント:
- 「出身です」は「I am from」で表現します。
- 「日本の」は「Japan」となります。
この表現はシンプルで一般的です。
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