「今朝からずっと雨が降っている」を英語にするとき、どっちを使えばいいか迷いませんか?
- It has rained since this morning.
- It has been raining since this morning.
結論から言うと、正解は It has been raining...(現在完了進行形) です。
「あれ?『ずっと〜している』だから現在完了形の『継続』じゃないの?」と思った方も多いはず。
今回は、なぜ雨のときは been -ing になるのか、過去形や普通の現在完了形との違いを、専門用語をできるだけ使わずにスッキリ分かりやすく解説します!
現在完了進行形(It’s been raining)の基本
「ずっと雨が降っている」というとき、英語では現在完了進行形(have/has + been + 動詞のing形)という形を使います。
まずは、これがどんな文法なのか基本を押さえましょう。
- 短縮形:
It's been raining.(It has が It’s になります)
意味:「(過去から始まって)今この瞬間も、休まずにずっと雨が降り続いている」
最大のポイントは、雨が降るという「アクション(動作)」が、今も目の前でリアルタイムに続いているというライブ感(躍動感)です。
期間や近況をプラスするともっと自然に!
日常会話では、この後ろに「どれくらい続いているか」を表す言葉をくっつけて使うことがよくあります。
for a week
lately
recently.
- ☔ It’s been raining for a week.
(1週間ずっと雨が降り続いている。)
※1週間前から今この瞬間まで、絶え間なくずっと雨が降っている時間の長さを強調します。 - ☔ It’s been raining lately / recently.
(最近ずっと雨が降っている。)
※ここ数日〜数週間の天候の傾向として、雨の日がずっと続いているという近況を表します。
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現在完了形(継続)と現在完了進行形の違い
では、普通の現在完了形(have + 過去分詞)の「継続」とは何が違うのでしょうか?
違いは、使う「動詞の種類」にあります。
英語の動詞には、大きく分けて
「状態動詞」
「動作動詞」
の2つがあります。
① 状態動詞 ➡ 普通の現在完了形を使う
自分の意志ですぐに「やめたり始めたりできない」動詞です。
live(住む)
know(知っている)
have(持っている)
これらは、普通の現在完了形で「継続」を表します。
- I‘ve lived here for 5 years.
(ここに5年間住んでいます。)
※「住む」という状態が5年続いている。
② 動作動詞 ➡ 現在完了進行形(been -ing)を使う
自分の意志ですぐに「やめたり始めたりできる」アクションを表す動詞です。
rain(雨が降る)
run(走る)
study(勉強する)
これらが「ずっと続いている」と言いたいときは、
進行形(-ing)の力を借りて have been -ing にします。
- It‘s been raining since this morning.
(今朝からずっと雨が降っている。)
※「雨が降る」というアクションがずっと継続している。
💡 現在完了形の「基本の4つの用法」をマスターしよう
今回ご紹介した「継続」以外にも、
現在完了形には経験・完了・結果という重要な使い方があります。
「現在完了形の基本をイチからおさらいしたい!」という方は、
こちらのまとめ記事をチェックしてみてくださいね。
↓ ↓

進行形との違い「It’s been raining」と「It is raining」
「今、雨が降っている」なら、中学で習った It is raining.(現在進行形) もありますよね。
これとは何が違うのでしょうか?
- ☔ It is raining. (現在進行形)
- 意識は「今」だけ。
- 意味:「(今外を見たら)雨が降っている」状態
- ※ 1分前から降り始めたのか、3時間前から降っているのかは関係ありません。
- ☔ It’s been raining. (現在完了進行形)
- 意識は「過去から今までの時間の長さ」。
- 意味:「(さっきから/今朝から)ずっと雨が降っている」時制の幅がある状態
- ※ 過去と現在を「時間の線」でつなぐ言葉(since や for)と一緒に使うことが多い。

【要注意】天気では現在完了形は使わない「It has rained」だと意味わかりますか?
「じゃあ、普通の現在完了形で It has rained. と言ったら間違いなの?」と思いますよね。
結論から言うと、「ずっと雨が降っている(継続)」という意味では、天気で現在完了形は使いません。
もし進行形にせず It has rained と言ってしまうと、ネイティブには「ずっと降っている」ではなく、「(もう止んだけど)雨が降った(完了・結果)」という意味に聞こえてしまいます。
- ❌ It has rained for 3 hours.
(これだと「3時間雨が降った(そして今はもう止んでいる)」というチグハグな文になり不自然です) - ⭕ It’s been raining for 3 hours.
(「3時間ずっと雨が降り続いている【今も降っている】」となり、これが正解です!)
「It has rained」をネイティブが使うのはどんな時?
雨がすでに止んでいる時なら、普通の現在完了形(It has rained.)も日常会話でよく使われます。
- Look at the ground. It’s rained.
(地面を見て。雨が降ったんだね = 今は止んでいるけれど、さっきまで降っていた形跡がある) - It has already rained today.
(今日はもう雨が降っちゃったよ = だから今は止んでいるけど、もう洗車はできないね)
つまり、「今もずっと雨が降り続いている」と言いたいときは、100%現在完了形は使わないと覚えておきましょう。天気の「継続」は、必ず It's been raining. と ing をつけるのが鉄則です!

まとめ:「ずっと雨」はライブ感の been ~ingを使う
最後に、今回のポイントをまとめます。
- 「ずっと雨が降っている」は
It's been raining.(現在完了進行形) が正解。 - 「天気」のように、自分の意志で動きを止められる動詞の継続は、
have/has + been + -ingにする。 - 普通の現在完了形(It has rained)は、「(もう止んだけど)雨が降った」という完了・結果の意味になる。
これで、天気の話や「ずっと〜している」という近況報告の使い分けもバッチリですね

