がんばり屋ほど気づかない「心の疲れ」。
気づかないうちに、少しずつ心が疲れていませんか?
「なんとなく元気が出ない」「人に会うのが面倒」「小さなことで涙が出る」。
そんなサインは、心が「休みたいよ」と静かに教えてくれている状態です。
私も通信制大学で学びながら、英語の勉強や仕事を続けていた時期、
「ちゃんとしなきゃ」と思うあまり、自分の心の声を後回しにしてしまうことがありました。
心理学では、こうした“心の疲れ”をストレス反応と呼びます。
ストレスは悪いものではなく、「今の私には少し休息が必要ですよ」というサインなんです🌱
心が疲れているときに出るサイン
心理学的には、心の疲れは「感情・行動・身体」に表れます。
いくつかのサインを見てみましょう👇
① 感情のサイン
- 何もしていないのに涙が出る
- イライラ・焦り・無気力が続く
- 人と比べて落ち込む
② 行動のサイン
- SNSを見すぎてしまう
- 好きなことにも手がつかない
- 「早く寝よう」と思っても眠れない
③ 身体のサイン
- 朝起きるのがつらい
- 食欲がなくなる(または食べすぎる)
- 頭痛・肩こり・お腹の不調
こうしたサインが出るとき、
実は脳の中では「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールが増えて、
心と体のバランスが乱れています。
心理学的な回復法3つ💡
心の疲れを癒すには、“我慢”ではなく“リセット”が大切です。
心理学では、次の3つの方法が効果的とされています!
① 安心できるものに触れる(オキシトシンの力)
ぬいぐるみ・ペット・お気に入りの小物──
「安心できるもの」に触れると、脳からオキシトシンという“愛情ホルモン”が分泌されます。
オキシトシンはストレスを和らげ、
心を穏やかに保つ“癒しのホルモン”とも呼ばれています。
💗たとえば、温かい飲み物をゆっくり味わうことも、立派な癒しです。
② 自分の気持ちを「書いて見える化」する
心理学では、“感情のラベリング”という方法があります。
これは「自分の感情に名前をつける」だけのシンプルな方法。
「悲しい」「不安」「つかれた」「さみしい」など、
自分の感情を言葉にすることで、脳の混乱が整理され、安心感が戻ります。
ノートやスマホのメモに書くだけでもOKです。
③ 小さな「好き」に戻る
人は疲れているとき、「〜しなきゃ」に支配されがちです。
でも、回復のカギは**“好き”に戻ること。**
お気に入りの音楽を聴く、香りを楽しむ、
英語の勉強を5分だけやって「今日はこれでよし」にする。
こうした“心地よさ”の積み重ねが、
ストレスで硬くなった脳をゆるめ、再び前向きな力を取り戻してくれます🌷
通信制大学での学びがくれた気づき
通信制大学で心理学を学んだとき、
「人はいつも“がんばる力”と“癒す力”の両方を持っている」と教わりました。
昔の私は「休む=甘え」だと思っていましたが、
今は「休む=次に進むための力をためる時間」だと感じています。
心の疲れは、あなたが「がんばってきた証」。
少し立ち止まって、自分をねぎらう時間をあげてくださいね🌿
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まとめ
「心が疲れたときは、無理に笑わなくていい。
ただ“安心できるもの”に触れて、ゆっくり呼吸をしてみよう。
それだけで、あなたの脳は少しずつ癒しをはじめています。」

