このページでは使役動詞make,let,haveを使った英文を理解し、英語初心者や学習者が最終的に使えるようになるための意味と使い方を伝えて行きます!
使役動詞一覧 make,let,have 意味と使い方と例文
使役動詞の基本的な意味は「誰かに何かをさせる」または「物事を引き起こす」という意味を持ちます。
- 5文型はSVOCの構造 になっています。以下で説明していきます!
使役動詞の基本ルール(SVOC構造)
- 使役動詞のSVOCとは?
(主語) + V(動詞) + O(目的語) + C(補語:目的語に関する説明)
の語順で出来ている5文型の中の第5文型の形になります。 - 使役動詞では、O(目的語) の後に動詞の原形または特定の形が続く。
使役動詞make,let,have 使い方と例文
① make(Sが強制的に無理やりOに何かをさせる)
- 構造:S
+
make+O(目的語)+動詞の原形 - 例文:
- My teacher made me rewrite the essay.
(先生は私にエッセイを書き直させた。) - The sad story made her cry.
(その悲しい話は彼女を泣かせた。)
- My teacher made me rewrite the essay.
- 覚え方のポイント:
「make=強制」と覚えるとイメージしやすい!
ゆき
SがOの気持ちを無視して、嫌でも何かをさせる・させられたのイメージです。
② let(Oが~することを許可して何かをさせる)
- 構造:
S
+
make+O(目的語)+動詞の原形 - 例文:
- My mom let me stay up late.
(母は私が夜更かしするのを許してくれた。) - He let us use his car.
(彼は私たちに彼の車を使わせてくれた。)
- My mom let me stay up late.
- 覚え方のポイント:
「let=許可」と覚えましょう!柔らかい表現で、相手に自由を与える感じ。
ゆき
いいよ、いいよ!やってもいいよ!というイメージです。
③ have(依頼や自然に何かをさせる)
- 構造:
S
+
make+O(目的語)+動詞の原形 - 例文:
- I had my friend help me with my homework.
(私は友達に宿題を手伝ってもらった。) - She had her hair cut.
(彼女は髪を切ってもらった。)
- I had my friend help me with my homework.
- 覚え方のポイント:
「have=お願いや依頼」と覚えます。「自分から依頼して何かをしてもらう」イメージ。
4. 使役動詞の比較表
使役動詞 | 意味 | 構造 | ニュアンス例 |
---|---|---|---|
make | 強制的に何かをさせる | S + make + O + 動詞の原形 | 嫌でもやらせる |
let | 許可して何かをさせる | S + let + O + 動詞の原形 | 自由にやらせてあげる |
have | 依頼して何かをさせる | S + have + O + 動詞の原形 | 自然にやらせる・依頼 |
5. 使役動詞を覚えるコツ
- 短い例文を暗記する
- 例文を音読しながら文の構造を体に覚えさせる。
- 例えば、「Let me go!(行かせて!)」のような簡単な表現から始める。
- SVOC構造を意識する
- 文の要素を意識して、動詞の後にどんな形を使うかを練習する。
- 違いをイメージで覚える
- make: 「無理やり」
- let: 「許可。いいよ」
- have: 「お願いして」
6. 練習問題(答え付き)
- 空欄に適切な形を入れよう!
- My mom made me ________ (clean) my room.
→ 答え:clean - He let me ________ (borrow) his book.
→ 答え:borrow
- My mom made me ________ (clean) my room.
- SVOCを理解する練習
- S: My boss
- V: had
- O: me
- C: write the report
- 完成文: My boss had me write the report.
7. まとめ
- 使役動詞 make, let, have の使い分けは、英語の基本的な表現を自然に使えるようになるための第一歩!
- SVOC構造を意識して、日常会話でどんどん使ってみましょう!
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