「境界知能の自分に、大学の勉強なんて無理なんじゃないか……」
そう思っている方に、私の実体験を届けたいと思います。
私は検査の結果、IQ78(境界知能)、ワーキングメモリは71、言語理解81という平均よりも低い数値でした。( ;∀;)はうううう
特に、一時的に情報を保持する力が弱く、本を読むスピードもゆっくりです。
そんな特性を持ちながら、私は通信制の短大と大学をダブルで卒業することができました。
入試がないから簡単?
いいえ、一般の人でも通信制大学を卒業するのは難しいと言われています。
さらに私にとっては、毎日が自分との戦いでした。
私が「文字の壁」と「記憶の壁」をどうやって乗り越えたのか、その具体的な戦略を公開します✨
言語理解84:漢字の読みで止まらない方法「イメージ読解術」
大学の教科書は字がびっしりで、音読みや訓読みの区別がつかず、立ち止まってしまうことがよくありました。
そこで私は、文字を「音」として追うのをやめ、「イメージ(視覚映像)」として頭に浮かべる読み方に切り替えました。
簡単に言うと、漢字の音読み、訓読みがはっきり区別がつかないので漢字の雰囲気だけでイメージして文章を読む工夫をして読み進めています。
図鑑を見るような感覚で、文章の内容を頭の中で映画のように再生する。
これが、言語理解(81)の力を活かした私なりの工夫でした。
一般の人が瞬時に、漢字を見て音読みと訓読みの区別をつけて読んでいることがいまだに不思議です。(;^ω^)
反対に一般知能の人から、私をみると何で読めないの?って不思議に思うかもですけどね(笑)
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境界知能の人が大学を卒業出来ることは凄いこと?と言われる内容を当事者目線でまとめた記事は、こちら▼
ワーキングメモリ71:教科書を「色」で整理する「カラーマーカー戦略法」
歴史や物語など登場人物が多い科目は、記憶しておく力が弱いため、頭の中で名前がごちゃごちゃになりがちです。
この自分のワーキングメモリの低さを補うために、私は教科書をパッと見でわかる「地図」に変えました。
っていうとかっこいいですが、単純に消えるマーカペンで、ルールを付けて教科書に色を付けて理解する勉強法をしていました。
- 【青色】:人の名前(登場人物)
- 【オレンジ色】:建物の名前、場所
- 【黄色】:時期、日付、時代の流れ
みたいな感じです。
このように色分けすることで、脳に負担をかけず、視覚的に情報を整理して理解することができました。
実際に使っていた教科書のマーカ術はこんな感じです。
私はワーキングメモリが低いけど、この方法が一番理解しやすい勉強法でした。

それから、本を読んでいる時に行間が脱線してしまう傾向があるのですが、

マーカー術を使うことで
行間が飛んでしまうこともなくなりました。
ワーキングメモリ攻略:「忘れる前に書き切る」一点集中・特攻スタイル
一般の人は、ある程度まで作業や勉強をしたら休んでから再度作業をするということができます。
しかし、ワーキングメモリが低い私は休憩中に別のことをすると、その別のことが頭の中で新しい記憶になるため、勉強していた内容が早い段階で消えてしまうことがあります。
そのため、世間で言われる「こまめに休憩する勉強法」はできませんでした。
「今日はレポートを書く」と決めたら、数時間ぶっ続けで、一気に最後まで休みなく、勉強を続ける必要がありました。
でもこの集中はASD特性もあるため、いい意味で過集中と言われるゾーンに入ってレポートを作っていた可能性が高いです。
記憶が新鮮なうちに、一気に集中してアウトプットする。
「忘れる隙を与えない」。
この一点集中スタイルが、私の弱点をカバーする最大の武器になりました。

まとめ:卒業に必要なのは「地頭」より「自分専用の攻略法」
境界知能(IQ70〜84)の人が大学を卒業することは、決して簡単なことではありません。
正直、結構努力しました。
IQ78という数字だけを見れば、「大学なんて無理だ」と言う人もいるかもしれません。でも、実際に卒業してみて分かったことがあります。
大切なのは、「自分の特性がある脳をどうすれば動かせるのか」を分析し、それに合わせた工夫をすることです。
- 文字が苦手なら「イメージ」で。
- 記憶が苦手なら「色分け」と「一点集中」で。
私のこの経験が、同じように悩む誰かの「自分もできるかも」という自信に繋がれば、これほど嬉しいことはありません。
最後に:
今日紹介した攻略方法は人によると思うので、参考までに聞いてくれると助かります。
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