仮定法の基本を学んだところで、今回はさらに応用編として、他の仮定法の使い方や、日常会話でよく使われるフレーズを見ていきましょう。
英語仮定法:完全マスター後編:意味と使い方!練習問題付き!
練習問題の答え
最初に前編で出題した問題の答えをみて行きましょう。
- もし私があなただったら、その本を読みます。
- If I were you, I would read the book.
- 解説: 「If I were you」は仮定法現在の形で、「I would read the book」と続きます。
- もし彼が昨日ここにいたら、私たちは一緒に夕食を食べました。
- If he had been here yesterday, we would have eaten dinner together.
- 解説: 「If he had been here yesterday」は仮定法過去の形で、「we would have eaten dinner together」と続きます。
仮定法の応用とさらなる例
仮定法未来
仮定法未来は、未来の「~だったら・・・○○」というような不確実な事やあり得る状況について話す時に使います。
形
- If + 主語 + should + 動詞の原形, 主語 + would/could/might + 動詞の原形
例文
- もし彼が来るなら、私は嬉しいです。
- If he should come, I would be happy.
- 解説: 未来の不確実な状況を仮定しています。
- もし天気が良ければ、ピクニックに行きましょう。
- If the weather should be good, let’s go for a picnic.
- 解説: 未来の可能性を仮定しています。
仮定法のよく使われる表現
仮定法は、いくつかの定型表現でもよく使われます。以下にいくつかの例を示します。
- I wish: 「~だったらいいのに」という願望を表します。
- 例: I wish I were taller.(もっと背が高ければいいのに)
- If only: 「~だったらなあ」という強い願望や後悔を表します。
- 例: If only I had studied harder.(もっと勉強していたらなあ)
- It’s time: 「~する時間だ」という意味で使いますが、仮定法過去形を用います。
- 例: It’s time you went to bed.(もう寝る時間だ)
よくある質問
仮定法についてよくある質問とその答えを以下に示します。
- Q: 「If I was」と「If I were」の違いは何ですか?
- A: 仮定法では「If I were」が正しい形です。「If I was」は口語で使われることがありますが、正式には「If I were」が使われます。
- Q: 仮定法未来を使う場面はどんな時ですか?
- A: 仮定法未来は、未来の不確実な出来事や条件を仮定する時に使います。例えば、「もし宝くじに当たったら」というような状況です。
練習問題
仮定法の応用を学んだところで、以下の練習問題に挑戦してみましょう。
- もし彼が明日ここに来るなら、私たちは彼を歓迎します。
- If he ___ here tomorrow, we ___ welcome him.(should come / will, would)
- もっと早く出発していたら、渋滞に巻き込まれなかったでしょう。
- If we ___ earlier, we ___ stuck in traffic.(leave / had left, wouldn’t be / wouldn’t have been)
まとめ
仮定法の応用を理解することで、より豊かで表現力のある英語を話せるようになります。日常会話や文章作成で仮定法を使う練習を続けてください。
次回予告
これで「仮定法完全マスター後編」の記事が完成しました。いったんここまでで勉強は終了です。みなさまお疲れ様です。
次回は、さらに詳しい練習問題や、仮定法を使った実践的な会話例を紹介していくので続きもやりたいよって方は、次回もお楽しみに!
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