私は10代の頃、大学に進学できる環境がありませんでした。
そのため高校卒業後はそのまま働き始め、長いあいだ「大学に行ってみたかった」という気持ちを心のどこかに持ったまま過ごしてきました。
そして40代になってから、通信制短大に入学。
その後、大学へ編入し、最終的に通信制の短大と大学、2校を卒業しました。
この記事では、仕事を続けながら通信制大学で学んだ実体験をもとに、
- 通信制大学は本当に卒業できるのか
- 仕事と勉強は両立できるのか
- レポートや試験はどれくらい大変なのか
- スクーリングや英語の授業はどうだったのか
- 卒業して何が変わったのか
を、できるだけわかりやすくまとめています。
▼目次を用意したので、読みたい記事から読むこともできます。
通信制大学の不安3選
通信制大学を考えていると、
「本当に卒業できるの?」
「仕事と両立できる?」
「勉強って難しい?」
そんな不安を感じる人も多いと思います。
実体験から申し上げますと、通信制大学は社会人でも卒業は出来ます。
また、通信制大学が難しいと言われてる理由についてもお答えします。
- 勉強時間を自分で確保しなければならない
- 単位の取り方や卒業までの流れが少し複雑
- 大学によってレポートの難易度がかなり違う
- 一人で学ぶ時間が多く、孤独を感じやすい
- 自分で学習計画を立てないと卒業が延びやすい
つまり、通信制大学は「自由だから簡単」なのではなく、自由なぶん自己管理が必要ということになります。
それでも、実際に短大と大学の2校を経験した私の感想は、
「大丈夫。ちゃんと続ければ卒業できるよ」 です。
最初、通信制大学という場所に慣れるまで時間がかかることがあるかもしれないけど、慣れてしまえば割と自分のペースですすめて行けます!
卒業すると、みなぎる自信が手に入るので、

チャレンジしてみてくださいね✨
30代40代50代で通信制大学に行きたい人が多い理由
近年、社会人になって少し落ち着く始める30代、40代、50代になってから通信制大学に行く社会人が増えています。
その理由は、様々な背景があります。
- 昔できなかった勉強をやり直したい
- 大卒資格を取りたい
- 転職やキャリアアップにつなげたい
- 資格試験の土台を作りたい
- 子育てや仕事が少し落ち着いて、自分の学びに向き合いたい
- 年齢を重ねる前に、形に残るものを得たい
などがあります。
社会人になると、家庭環境や仕事の状況、体力や時間の使い方も人それぞれです。
その中で通信制大学は、通学中心の大学に比べて、自分の生活に合わせやすいという大きなメリットがあります。
私もまさにその一人でした。
私が40代で通信制大学を選んだ理由
私が通信制大学に進もうと思った一番の理由は、
10代の頃に大学へ行けなかったことが、ずっと心に残っていたからです。
1私の家では、大学進学はとても身近なものではありませんでした。
両親も高卒で、「大学へ行ってその先に何があるのか」という話をするような家庭でもなかったので、高校卒業後はそのまま働き始めました。
当時は実家暮らしだったこともあり、働いてお金を貯めたり、好きなものを買ったりして、それなりに楽しく過ごしていました。
でも、大学へ進学した同級生の話を聞くたびに、「いいな」と思う気持ちはずっとありました。

大学ってどんなところ?
私も大学生になってみたかったな・・・ってね。
そんな時に、タレントの 上原さくら さんが38歳で大学に入学し、42歳で卒業したという記事を見て、

めちゃくちゃ刺激を受けました。私も大学生になりたい!ってね。
ただ、現実には不安もありました。
会社に通いながら通学制の大学へ通うこと、しかも20代の学生たちと同じ教室で勉強することには、正直かなり抵抗がありました。
そのときに知ったのが、通信制大学です。
通信制大学なら、仕事を続けながら学べる。
年齢層も幅広く、社会人の学生も多い。

通信制大学なら私にもできるかもしれない🔥
と思い、通信制大学を選びました。
10代で大学生になれなかった私が、40代でようやく現役大学生になれた瞬間でした。

40代社会人が短大入学から大学編入まで進んだ流れ
ここまでの流れだけを見ると「勢いで入学したように見える」かもしれません。
でも実際は、いきなり申し込んだわけではありませんでした。
仕事をしながら本当に続けられるのか不安だったので、まずはかなり情報収集をしました。
特に確認したのは、次のようなことです。
- 卒業までの流れ
- スクーリングの有無
- 卒業率の傾向
- 学費
- 自分の生活の中で無理なく続けられそうか
その中で、「まずは卒業しやすい環境で挑戦したい」と思って選んだのが、産業能率大学短期大学部でした。
実際に入学してみると、仕事との両立は簡単ではなかったものの、2年以内に無事卒業することができました。
短大を卒業したことで、「自分にもできる」という自信がつきました。
そして次に湧いてきたのが、「もっと英語を学びたい」という気持ちでした。
そこで、聖徳大学通信教育部へ編入しました。
こちらでは英語を学びながら、最終的に大学も卒業しました。
振り返ると、1校目と2校目では目的が違っていました。
- 1校目の短大:まずは卒業できる環境を重視
- 2校目の大学:学びたい内容を重視
この2校を経験して強く感じたのは、通信制大学選びでは
「卒業しやすさ」と「学びたい内容」のどちらを優先するかをはっきりさせることも大事です✨
2校経験して分かったレポートの現実
通信制大学に入って、一番大きな壁になるのがレポートです。
結論から言うと、レポートの大変さは大学によってかなり違います。
結論からいうと、
行く大学によってレポートの形式がかなり違います。
卒業できるかどうかは、レポートを「毎月続けられるか」で決まる部分が大きいです。
これは2つの大学を経験したからこそ、
見えた世界でもありました。
通信制=誰でも卒業が簡単にできる大学、ではありません。
レポート作成に何時間もかかる科目もあるため、社会人は仕事が終わってからの数時間や週末を使って時間確保と自己管理をする必要が出てきます。
私の場合、短大(産能)のレポートは、比較的取り組みやすかったけど、
大学(聖徳)は一気に量の難易度も上がり大変でした。
正直いって、時間的にも心的にもギリギリでした。
- 1科目2000字~10000字レポート
- 論文形式のレポート
通信制大学のレポートは字を適当に埋めて提出したら合格するものではなく、きちんと設題に対して、意味のある内容と説明を自分の言葉でまとめる力が求められます。
最初は、そんな書き方この方人生でしたことがないまま大人になったので、苦労する部分もありました。
また聖徳大学のレポートの中には難問な問題も多く、不合格にもなることも多かったです。
添削を丁寧にしてもらえる通信制大学ならラッキーですが、大学によっては添削もほちんどアドバイスをしてくれないこともあります。
そのため再提出を繰り返すこともあります。
そうなるとなかなか単位がとれなくて、卒業が伸びてしまうというリスクも出てくるので、レポートの難易度を入学前にある程度、把握しておくこともスムーズに卒業するために秘訣です。
それでも卒業するころには、
・調べる力
・まとめる力
・考える力
が身についていたので、

卒業した今、前より、
頭が賢くなった気分です✨
でも同じ科目が3回連続で不合格で返ってきたレポートは本当につらかった。
そん時に私が乗り超えた方法が以下の大人でも見てもらえる「家庭教師」を雇った話は別記事にまとめています。↓ ↓
📚関連記事
▶ 通信制大学レポートが通らない人へ|家庭教師で一発合格できた体験談

試験・スクーリングのリアル
通信制大学の授業スタイルは、大きく分けて 2つあります。
- 大学へ通って授業を受ける「スクーリング型」
- 自宅のパソコンで受ける「オンライン型」
大学によっては、科目ごとに大学へ行く必要がある場合もあります。
一方、オンライン型の大学では、自宅から授業や試験を受けられる仕組みになっています。
私の場合は、
- 短大 → 大学に通ってスクーリング
- 大学 → 完全オンライン
という形だったので、大学では 一度もキャンパスに行くことなく卒業しました。
社会人になってからの試験は久しぶりで、
時間内に答案を書く緊張感を思い出したのを覚えています。
そして、HSP傾向の私にとって一番エネルギーを使ったのが スクーリングでした。
スクーリングの詳しい体験は、こちらの記事にまとめています。
📚関連記事
▶ 通信制大学のスクーリングってどんな感じ? 社会人でも両立できる? 卒業生が解説
▶HSPもちの私でも短大を卒業出来ました
英語科に編入して感じたこと
短大を卒業したあと、私は英語を学びたいと思い、英語コースのある通信制大学へ編入しました。
そのとき一番不安だったのは、
「英語0だけど、授業についていけるのか」 ということでした。
でも同時に、通信制大学で英語を学べることにワクワクしていました。
結論から言うと、簡単ではありませんでしたけど、思いきり挑戦できる環境でした。
特に大変だったのは次の2つです。
- 英語文献を読んでまとめるレポート
- 英語での発表やディスカッション
準備していても、緊張して言葉が出ない日もありました。
英語が学べる通信制大学については、別の記事でもまとめています。
↓ ↓
📚関連記事
▶【2026年版】英語が学べる通信制大学おすすめ7選
▶通信制大学の英語レベルはどれくらい!?
▶英語科のスクーリング、英語初心者が入学したらどうなった?

在学中に分かった自分の特性
ここから少しびっくりさせてしまうかもしれない内容なのですが、
私、通信制大学で学んでいる途中、
「大人の発達障害」の検査を受けました。
もともと自分にはHSP傾向があると感じていたので、
自分を理解するために診察を受けた、という流れです。
その結果、私は
- 境界知能
- ASD傾向
という特性があることが分かりました。
知能検査では ワーキングメモリが71 と低く、最初だいぶ戸惑いました。( 一一)
「だから勉強に時間がかかっていたのか」
と、これまでの生きづらさや学習のしにくさに納得した部分もありました。
診断を受けたからといって、生活が急に大きく変わるわけではありません。
今も普通に暮らしています。
ただ、通信制大学で学んだ時間は、学歴を得るだけの時間ではありませんでした。
自分の苦手さや得意さを知り、自分に合う努力の仕方を考える、自己理解の時間でもありました。
📚関連記事
▶ ワーキングメモリ―が低いと何ができない?英語がで直面した学び
もちろん、診断を受けたからといって生活が大きく変わるわけではなく、

今も普通に暮らしています。
社会人として、仕事と勉強をどう両立したか
通信制大学を考えている人が特に気になるのは、
やはり**「仕事をしながら本当に続けられるのか」**という点だと思います。
私の場合、両立のコツは「完璧を目指さないこと」でした。
平日は仕事があるので、まとまった勉強時間を取れない日もあります。
そんな日は少しでも教材を読む、レポートの構成だけ考えるなど、ゼロにしないことを意識していました。
休日は、疲れを取りながらも、できるだけ勉強の時間を確保しました。
毎日何時間も理想通りに勉強できたわけではありません。
思うように進まない日もたくさんありました。
でも、通信制大学は短距離走ではなく長距離走です。
大事なのは、一気に頑張ることより、途中でやめないことだと感じています。
40代になると、体力も集中力も若い頃とは違います。

それでも、自分の生活に合わせて少しずつ進めれば、卒業は十分目指せますよ。
卒業後、何が変わったか
卒業したからといって、人生が急に変わったわけではありません。
でも確実に変わったのは「自分を見る目」です。
時間がかかっても、要領がよくなくても、
続ければ卒業できる。
この経験が、今の自信の土台になっています。

まとめ:これから通信制大学を目指す人へ
通信制大学は楽ではありません。
でも、年齢に関係なく挑戦できて、自分のペースで続けられる場所です。
私は特別な才能があったわけではなく、完璧でもありません。
ただ、やめなかっただけです。

ただし
・レポート
・試験
・時間管理
などの努力は必要です。
通信制大学という選択肢が、あなたにとっても新しい一歩になりますように☆彡

