今日は仮定法をやっていきます。
日本人にとってこの「仮の話」って想像しにくいと思われがちですが、ネイティブなら子供でも完璧に使いこなしている特別ではない表現なので、前編・後編と分けて解説していきます!
英語仮定法: 完全マスター!基本の使い方 前編
仮定法って何?
仮定法の意味は一言でいうと現実とは違う「仮の話」や「想像の話」を指します。
例えば、「もし~だったら…」というような表現です。
仮定法の基本
仮定法にはいくつかの種類があり、今回は主に「仮定法現在」と「仮定法過去」について学んでいきましょう!
仮定法現在
仮定法現在は、現在の事実と異なることを仮定する時に使います。
以下のような形で使います。
文の語順
- If + 主語 + 過去形の動詞, 主語 + would/could/might + 動詞の原形
- 重要なことは過去形の動詞、仮定法で使う助動詞(would/could/might )が動詞の前に置くことです。
例文を書いたので、文とともに理解していきましょう!
例文
- もし私があなただったら、その仕事を受けます。
- If I were you, I would accept the job.
- もし彼がここにいたら、私たちを助けてくれるでしょう。
- If he were here, he would help us.
仮定法過去
仮定法過去は、過去の事実と異なることを仮定する時に使います。
以下のような形で使います。
文の語順
- If + 主語 + 過去完了形 (had + 過去分詞), 主語 + would/could/might + have + 過去分詞
例文
- もし昨日雨が降っていたら、私は家にいました。
- If it had rained yesterday, I would have stayed home.
- 解説: 実際には昨日雨は降っていなかった仮定の話をしています。
- もし彼がその情報を知っていたら、私たちに教えてくれたでしょう。
- If he had known the information, he would have told us.
- 解説: 実際には彼はその情報を知らなかった仮定の話をしています。
練習問題
仮定法の理解を深めるために、以下の練習問題に挑戦してみてください。
- もし私があなただったら、その本を読みます。
- If I ___ you, I ___ read the book.(was / were, will / would)
- もし彼が昨日ここにいたら、私たちは一緒に夕食を食べました。
- If he ___ here yesterday, we ___ dinner together.(is / had been, would eat / would have eaten)
答え:
1.were, would
2.had beed,would have eatem
仮定法をマスターする方法 まとめ
英語仮定法は、現実とは異なる状況を表現するために使う表現です。
仮定法現在と仮定法過去の基本を理解することで、より自然な英語を話せるようになるので、使いこなせるようになるまで繰り返し学習しましょう!
コツは、今日取り上げたように1個や2個の自分が覚えやすい英文パターンを丸暗記したあと、単語を入れ替える方法が一番効率が良いうえに無駄がなく、おすすめです!
次回予告
次回の「仮定法完全マスター後編」では、さらに詳しい仮定法の使い方を問題を添えて、テスト気分で受けられる内容を予定しています!
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